死神創成世界 ??? ページ29
この世界は、ある一冊のノートを取ったか取ってないか。そこから始まるものだ。
次代の私よ、前代の私よ。その物語をどうか消しておくれ。
そう願ったが、その子は子を宿さぬまま車に轢かれて死んだ。生活が苦しかったせいで、万引きをしてしまったのが運の尽きか。実験台として殺されたのだ。
女「やがみ、らいと」
あの男は私の後輩。これからもっと勉強して、成長して、ちゃんとした生活を送ろうと思ったのに。
夜神「......このノートの力......本物なんだ。もう二度と、君みたいな軽い罪を背負う犠牲者は出さないよ。だから空から見ていてくれ。この僕が新世界を作り上げる日を...!」
叶「絶対に本物の名前を教えたらダメ!だから君は...」
キリシュタリア「キリア、そういう名前にしておこうか。」
剣持「それでいきましょうか。僕たちは名前そのままでいいよな?」
不破「そうそう。あのノートは実在する人間しか殺せないし、俺たちは偽物のデータだし、しかもサーヴァントだし。二重に死が重なってるから、俺たちは殺されない。あのノートなんかに神秘も宿ってないからね。」
剣持「宿ってたら怖いなー...この世界は魔術師の世界なんだろ?」
不破「絶対にないから。あれ、かなかなってキラ事件に詳しいんだよね?俺たちはにわかなんだけど。」
叶「ごめん、知ったかぶり。正直二人より知識が乏しい。」
不破「知ったかぶり......」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月5日 16時