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「...何か見つかった?」

百無「見つかりましたよ。どうやら女神が飼い慣らした魔獣が、半神の匂いを辿って尾行してたようです。下手すれば全滅してましたね。」

高科「モテるって辛いなぁ......マスター、遠回りして船まで戻るぞ。このままだとお前が先に脱落しかねない。帰り道は俺たちで守ってやるからさ。」

「でも......」

高科「後からでも合流は可能だって言っただろ?向こうにはカイもいるんだし、心配したところで無駄ってモンだ。」

「了解...あれ、」

百無「?」

「今...すごい音が響かなかった?地震とかじゃなく、こう...」

百無「......今は彼らに任せるしかありません。僕たちは先に船に戻りましょう。」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年11月15日 9時

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