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｢んー...頭が痛いよ...｣
マシュ｢先輩！起きてください！｣
マシュの胸...最近そっちに目がいく。そろそろ殴られてもいい頃だけど、殴られるまで吟味してやる。女の子の胸とイケメンが私の楽しみなんだから。
というかマジで頭が痛い。ドレイクの蹴りをまともに食らったせいで、とにかく全身が痛い。
マシュ｢聖杯が！！！目の前に！！！｣
明日どうしよう。川の向こうにいた女の子にプロポーズでもしようかな。いや、私の運命の相手はサンソンだから。でも一夫多妻ならぬ一妻多夫ってアリでは？
ドレイク｢あのデカブツ、海神を名乗りやがって。船乗りとして許せないじゃないか。だから邪魔した、お宝もこうして奪ってやった。最後に都市ごと渦に沈めてやった！最っっ高！｣
｢...ちょっと待てぇぇぇ！！！｣
マシュ｢ようやく目が覚めましたか！分かります！？｣
｢あのもしもしロマサン！？｣
『落ち着いてくださいよ、マスター。サーヴァントにも水分補給は必要なんですよ、本当に。』
ドレイク｢おっと、勝手に体に潜っちまった。これだけは慣れないねぇ、ホント。｣
...一夫多妻とか言ってる場合じゃなかった。なーんにも知らないこの馬鹿船長が、まさかノリノリでこの世界を救っていたとは...
｢落ち着いて聞いてね、二人とも。ドレイクが世界を救って聖杯持ってます。｣
『ゴフッ』
『何だとぅ！？さ、サンソン！大丈夫かい！？』
『聖杯の話と同時に、アマデウスが視界に入って気持ち悪かった...体が受け付けないね、本当に。』
藤丸｢よっしゃぁ！！！事件解決だ！！！｣
『藤丸君はハイテンションだな！？』
『ああ...川の向こうにマリーが見える...』
｢...色々と無茶苦茶すぎる。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年5月4日 18時
