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「...?むり、使ったこと、ない。」

ギルガメッシュ「包丁で野菜を切るときは、このように猫の手にして...」

殺生院「私も混ざっても?」

ギルガメッシュ「...ヴェッ」

殺生院「殴りますよ。」

「...い、よ。人が、多いと、楽しい。」

殺生院「...ありがとうございます、マスター。私も女の一人、料理には我様さんより自信がありますので♪」

ギルガメッシュ「我様とはなんだ!?」



交渉決裂、明日より天人の侵攻が始まる。我が友も宇宙より帰還すると、そう報告があった。なれば私もかぶき町に向かわなければ、それこそ恥というもの。

吉田「総員に通達。これより我が吉田家も、かぶき町へ援護に向かいます。かくれんぼは今日で終わりですよ。」

笑聖「たくさん殺せるのか...この功績で就職率アップ、英智からの地味なパワハラともおさらばだ。」

憂「僕も昂ってきます...」

吉田「ですが憎んではなりません。何があろうと、決して。それは友人である神楽を侮辱することに繋がります。故にただ殺しなさい。向こうが刃を向けるのなら殺し、この星を守るのです。」

ずっと戦いから逃げてきた責任だ。ここでしっかりと償って、またこの子たちがあの町で暮らせるようにしなければ。どんなに白い目で見られても、私はそれを成し遂げる義務があるのです。

「...行きましょうか。私の後ろにいてくださいね。」

でも...すごく怖い。

せんそうのはじまり→←.



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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月31日 18時

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