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アシュヴァッターマン「...この感覚。クソ...さすがに奴も異変に気付いたか。アルジュナが迫ってきている!」
サンソン「まだカリを倒しきれていないのに...!?」
マシュ「そんな...このままでは間に合いませんっ...!」
彼女は最後に、僕に向かって微笑んでくれた。いつもの笑み、いつもの「僕にしか分からない言葉」。
迎えに来てね、そう言っていた。
サンソン「...まだ...」
藤丸「まだ手はある!」
ダ・ヴィンチ「そうだとも!というわけで迎えに来たよ、みんな!」
サンソン「ダ・ヴィンチ...!どうしてここまで!?」
ゴルドルフ「話は後だ!早く乗り込め!!」
相原「このボーダーは私たちの生命線です。少しでも傷がつけば、私たちが死ぬ危険性は上がってしまう。その可能性を何度も提示しました。ですが...ほぎゃぁ!?」
坪井「あの所長も運転が荒いなぁ...!そっちの方が頼りになるけど!私が代わりに話してあげる!どうせマスターとサーヴァントが死んだら、私たちだって死人のようなものだから!ボーダーだけ後ろに後退させたところで意味はないって、ゴルドルフが言ってたの!頼りになる所長だよ!本当に!」
マシュ「所長が...」
坪井「さあ、皆はシートベルトを締めること!後は私たちモブスタッフに任せなさい!ゴルドルフはこの前、ようやく探偵のシミュレーションコースの最高難易度クリア機能を抜いた男だよ!?めっちゃ信用できるから!」
コヤンスカヤ「マジで!?」
坪井「マジなんだなぁ、これが!私だって信じられない!彼は非戦闘員で太ってるだけのバカ男だけど、それでもこの世界に思うところはある!だからこのボーダーを運転することで示しているんだよ!こんなにも不出来な自分でも、真正面から戦えるってことを!!」
ゴルドルフ「それは悪口では!?事実だがね!!!」
ダ・ヴィンチ「このまま追い付かれるわけにはいかない...!全力で走らせる!!!」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月28日 18時