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「...デイビット?」
デイビット「...」
私を助けてくれた?いや、ペペロンチーノがいたから?
デイビット「二人がいたから助けた。それだけだ。」
「...ペペロンチーノと、私?」
デイビット「そうだが。」
彼は助けてくれた。その中には私も含まれていると、それを聞くととても嬉しくなった。幼い子供のように、思わずはしゃぎたくなるぐらい。
デイビット「変わらないな、お前は。」
「あ...」
デイビット「撫でた時の感触も同じように感じる。互いの異聞帯には不干渉というのが決まりだが、友達感覚として助けるのなら話は別だ。そうだろう?」
ペペロンチーノ「まあ...!でもどうやってここに...」
コヤンスカヤ「ハーイ!誘拐、暗殺、国家転覆!全てのお困り事はこの私、NFFサービスにご用命を!ちょっと貸しを作っておこうかな程度で、頼みを聞いたんです♪」
「あっ...!」
コヤンスカヤ「もちろん異星の神抜きでの仕事ですよ。ですので、彼女をもらっていくのもこちらの私情です。先程の神としての在り方は目に余るもの、ですので治療は私に任せていただければ。料金は不要ですので、そこのところご安心を☆」
サンソン「コヤンスカヤッ...!」
ペペロンチーノ「...いいえ、今の彼女は信用してもいいわ。私からもAちゃんの治療をお願いしてもいいかしら?」
コヤンスカヤ「もっちろんですとも!誰の目にもつかない場所で、ナースコヤンスカヤちゃんが張り切って頑張ります♡」
デイビット「...経緯は何となく察した。というより、あの男に教えられた。お前はクリプターを裏切っていないんだろう?実際にお前は面倒見のいい男だよ、妙蓮寺。」
「...妙蓮寺...え?まさか...妙蓮寺、お兄ちゃん...?」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月26日 9時