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「もきゅもきゅ...うまぁ...」

サンソン「(可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い)」

「シャルルっ、あーん!」

サンソン「あーん♡...美味しいね、A♡」

紙屋「隙あらばイチャイチャすんな!!!非リアへの見せしめか!?見せしめか!?」

マシュ「はいはい、殴ろうとしないでくださいね。英智さんもああして冷静に...手が震えてる!?」

英智「...感極まってね...Aがめっちゃ幸せそうでよかった...」

マシュ「...英智さんの知る先輩は、どんな方だったんですか?」

英智「一人はね、生と死のサイクルを繰り返してる。」

マシュ「なんて?」

英智「もう一人はね、世界救ったけど僕たちのせいで世界滅ぼす側になった。それから...」

マシュ「わ、私バナナ食べてきますね。紙屋さんが残りの話を聞いてくれるそうです。」

紙屋「俺!?」

ラーマ「むぐむぐ......今一度確認させてもらうぞ、アーシャよ。お前たちの言うユガについてだ。この世界では、最初のユガが四日続き、次のユガが三日続き、第三のユガが二日続き...終わりのユガ、カリ・ユガが最後の一日として訪れる、と。」

アーシャ「うん!でもね、昔はもっとユガの期間が長かったんだって。」

英智「昔も年、月といった暦は確かに存在した。だけどアーシャが生まれる頃には、とうに失われていたんだよ。彼の父親も記念日を覚えづらくなったと言っていた。」

アーシャ「...私の誕生四千日記念日、覚えてくれてるかな。」

英智「...そして、最後のユガが終われば神の裁きが下される。この辺りは汎人類史とやらのユガの歴史と合わせる必要があるかな。僕なら君たちにすべてを教えられるけど、ユガの答えには君たち自身で辿り着いてもらいたいんだ。A、アーシャも羽で包んでくれるかい?」

「うん。おいで、アーシャ。」

アーシャ「わぁっ...黒い羽、とても綺麗だねっ!」

「...ありがとう、アーシャ。君のような純粋無垢の子がいると、この先も頑張れそうな気がするよ。」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年10月22日 19時

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