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｢...いってェ...最後に殴られたか...？｣
マーリン｢ま、マシンガンがそこら中に落ちている...マスター！怪我は！？｣
｢ちょっと痛いだけ...大丈夫。ナラジアは私が殺してきたけど、別に大丈夫でしょ？｣
マーリン｢...むしろ大助かりだってさ。｣
｢そっか...マーリン、空想樹の居場所...ジャゴヌバの場所は分かる？｣
マーリン｢分かるとも。後は私たちサーヴァントに任せて、結果は報告書を見てからのお楽しみにするといい。短期決戦お疲れ様、マスター。｣
｢...じゃあ...しばらく眠らせてもらうね...｣
揺りかごが揺れる。目を開けると、そこには優しく微笑む母の姿があった。
カエデ｢私の大切な子供...魔術なんか覚えなくていい。私がずっと、守ってあげるから...｣
父｢カエデ、それはダメだ。この子には小鳥遊家を背負ってもらう。...それが我らの唯一の望みだろう？｣
ただ甘えたかっただけ。ただ愛されたかっただけ。
｢あー！｣
カエデ｢...A...私の可愛い娘。ずっと、ずっと...｣
サンソン｢本当に可愛い娘さんですね。...A、君の両親に誓うよ。僕はずっと、君を愛するってことを。どんなことがあっても、君だけは必ず守り抜くって。さあ、そろそろ目覚めの時間だ！｣
｢しゃ、シャルル！そんな引っ張られると転んじゃう...！｣
サンソン｢...また遠い世界へ旅をしよう、A。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年10月22日 19時
