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盟友｢違うッ...！どうしてあなたが死ぬの！？この処刑場は私が死ぬための場所でしょ！？どうしてなの！！！｣
アンルシア｢違うわ！！！もう一人の殺人犯を処刑するための場所よ！！！｣
盟友｢...それは...私でしょ...？｣
アンルシア｢アストルティアにもう一人いたの！あなたと同じ人が！｣
盟友｢その人を処刑するぐらいなら私も殺してよ！！！何も救えなかった！！！ただ殺すだけだった！！！今だってあなたたちを殺して、あのマスターを攫おうと考えている！！！どう！？幻滅したでしょ！？早くその剣で私を殺してよ！！！｣
アンルシア｢...無理に決まってる。何度説得されても勝手に戦って、勝手に死んで...ただ一人まともだった貴女を狂わせた私たちなんかが、貴女のような人を殺していいハズがない...ずっと助けられて、役立たずなら殺してしまおうなんて...大切な人を殺せるわけがないじゃない！！！｣
盟友｢...｣
どうすれば幻滅してもらえる？どうすれば私は死ねる？
アンルシア｢...ッ！｣
｢...貴女の剣で、私は貴女を刺した。勇者様を殺したんだよ？これでもう｣
アンルシア｢いいえ...絶対に見捨てない...｣
どうして？
アンルシア｢私たちは何度殺されてもいい...貴女だけは生き延びて...｣
...ねえ、それじゃあ意味がないんだよ、アンルシア。
盟友｢分かった。望み通りみんな殺してあげる。その覚悟の目も本当に煩わしい、みんな殺してあげる。そして私も死ぬ。私はマーラの望むような、理想通りの姉でもなんでもないから。｣
アンルシア｢...｣
｢マシュ！行くよ！！！｣
マシュ｢はいっ！｣
盟友｢...？｣
ムカつく声。私の望みを壊した女の声。
盟友｢！？｣
アンルシアは私を突き飛ばし、こう言う。
アンルシア｢貴女がどうしても処刑を望むなら...私たちはせめて、貴女に罰を与えます。私たちを殺したいなら、まずはカルデアを殺しなさい！盟友A！｣
｢...手足順調、仮の霊基外骨骼に支障もない。｣
マシュ｢いつでも戦えます、先輩。｣
｢なら同時に攻めるよ、マシュちゃん。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年10月20日 0時
