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煉獄「...よし!決戦は日付が変わる瞬間、それまで俺が君達を鍛える!カルデア職員、全員集合だ!」
マシュ「あ、それは無理なんです。シャドウ・ボーダーの常時点検、この世界の魔力の解析、鬼の生命登録など...仕事が山ほどあって。」
煉獄「そうか!では君達三人を鍛えてやろう!あのサーヴァントは大丈夫なんだろう?」
マシュ「はい。サンソンさんも、何かお忙しいようで...あ、修行というのは?」
煉獄「...基礎中の基礎、呼吸の仕方だ。呼吸を変えるだけで己の身体能力を向上させることができる。そもそもこの世界には神代級の魔力があり、それで鬼と人のパラメーターも向上しているんだ。マシュ、君の霊基外骨骼もそうだっただろう?クロノスとの戦いで感じたハズだ。」
マシュ「あ、そういえば...力が少し増していたような気がします!」
煉獄「それだけでは鬼を倒せないのがこの世界。その力をさらに強くしたいのであれば、呼吸を変えるんだ。極めれば傷口を塞ぐことだってできる。」
紙屋「傷口を...確かに、これは覚えた方が得策だな。」
藤丸「そうだね!今日一日で覚えられるんですか?」
煉獄「何ヵ月もかかる。」
藤丸「ヴン...」
煉獄「だから、今日一日で君達に叩き込む。この世界限定の特別な呼吸だから、他所では使わないようにな。使えばあっという間に血管が死ぬ。」
藤丸「死ぬの!?」
煉獄「死ぬ!」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年9月24日 21時