検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:468 hit

. ページ32

水柱、冨岡義勇。彼は近年まで「自分はお前たちとは違う」と言っていて、柱の中でも「コミュニケーション上手ではない」と言われるほど友達が少なかった。

そのせいで彼は誰よりも強いと意識した男だと思われていたが、本当は「俺は鬼殺隊の柱に相応しくない」と言うほどのネガティブ思考の持ち主だった。行方不明の蛇柱だけは、それを知ることはない。

冨岡「おはぎは食べるか?」

藤丸「い、いただきます。」

胡蝶「まだ小さいうちに、たくさん食べてくださいね。」

蠱柱、胡蝶しのぶ。鬼の頚を斬るほどの力がない彼女は、刀に毒を仕込むことでオリジナルの呼吸を編み出すことに成功している。

藤の花より作られた鬼専用の毒、相手に合わせて刀だけで毒を調合することも可能。この刀がどういった仕組みなのかは、彼女と彼女の刀を担当する刀鍛冶しか知らない。

胡蝶「お館様、私の体についても話した方がよろしいですか?」

産屋敷「ああ。私が上手く混ぜながら話すから、君は心配しなくてもいいよ。」

煉獄「君達には到底受け入れがたいかもしれないが、俺がついている!だから安心しろ!」

藤丸「は、はい...(目がすごい迫力...)」

元炎柱、煉獄杏寿郎。煉獄は八年前の戦いで命を落としたが、サーヴァントとして北欧の異聞帯に召喚される。スキルも宝具もなく、並の魔術師であればまず捨てるだろう。

今の炎柱は彼の弟子であった御法川Aだが、鬼側に捕まったため不在。

宇髄「...こんなへなちょこが世界を救うって?」

ホームズ「無論だ。彼にはビーストを倒した実績もある。少なくとも、彼の功績を三時間で語れる自信はあるが。」

宇髄「それで少ないのかよ...だが信用してない訳じゃない。よろしく頼むぜ、藤丸立香。」

藤丸「...あなたは確か、嫁さんが三人いるっていう...」

宇髄「そうだ。俺が元音柱、宇髄天元様だ。今は片腕がないから、決戦当日はお館様の守りに徹することになる。」

元音柱、宇髄天元。彼の刀は鬼の体を貫くと同時に爆発する仕組みで、その仕組みを知る者も胡蝶同様少ない。どうしても知りたいのなら、自らその刀に命を投げるしかないだろう。

そしてナルシスト、嫁三人持ち、いろんな意味で敵が多い派手派手な美青年である。

藤丸「(...この人の技も見てみたかったな。花火のように美しい、なんて感想も聞いたし...)」

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琲世 | 作成日時:2021年9月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。