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まるで、春の日向のようだった貴方 ページ32

ダ・ヴィンチ「ナポレオン、ブリュンヒルデ。そして...鬼殺隊の煉獄杏寿郎。君の力は未知数だなぁ。スキルも宝具もないんだろう?」

煉獄「うまい!わっしょい!」

ダ・ヴィンチ「...うーん。ただの氷も美味しく食べれるなんて、本当に変わってるね。さて、改めて目的を整理しようか。」

当初は北欧を無理にでも突破し、彷徨海に向かうことを目的としていた。だが北欧へ向かう前に私が捕まってしまい、北欧到着後にペーパームーンも奪われた。

空想樹も成長を続けることで、徐々に世界に根を張り始めている。これを放置することは許されない。

スカサハ=スカディが私たちを敵と認識していない今なら、城への突入も可能だろう。地下牢で出会ったあの少女の協力も望める。だが問題は...

煉獄「どのような状況でも、今回の戦闘では彼女を置いていくことはできない。ワルキューレが独断で動き、彼女を攫う可能性を否定できないからだ。よって、君には一緒についてきてもらう。シャドウ・ボーダーの中で殺戮を引き起こすより、外で敵対した方がまだいいだろう。」

「...」

サンソン「彼女は僕が止めます。たまには二人で稽古をするのもいいですもんね、A。」

「稽古というか...うん、それでいっか。目に見えない空想樹のことも気掛かりだけど、スカサハ=スカディに自白させればいいだけのことだし。」

ダ・ヴィンチ「...シャドウ・ボーダーは雪上を走り、このまま旧オスロ域の城へと向かう。夜の暗闇での操縦は流石に危険だから、いったんトーシュビュー付近で停車するけど...明日の正午までには到着するだろう。集落の子は...すまないけど、どうか諦めてほしい。」

藤丸「...分かってる。」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年9月21日 15時

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