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銀時「...悪いな、一人しかいなくて。新八は買い物に、神楽はガキどもと遊ばなきゃならない。ほら、ガキは外で体を動かさないといけないだろ?まあくつろいでくれ。」
藤丸「銀さん、貴方はジャンプを読まずに普通に座ってください。普通に対応してください。」
銀時「いやー、歳をとると腰が痛いもんで。」
藤丸「せめてジャンプを読むのだけでもやめましょう!?」
銀時「冗談だよ。そろそろ自己紹介するか...俺は魔術師でありマスターであり、この万事屋を営む坂田銀時。サーヴァントはかつて地下世界を支配していた不老不死の暴君、アドミニストレータ。よろしく頼むぜ、異邦のマスター。」
万事屋の坂田銀時、一言で表せば"ニート"。
彼も成り行きでマスターとなった者で、この世界にしか存在しないサーヴァントと共に戦うことを選んだ男だ。
アドミニストレータ「マスター、呼んだかしら?」
銀時「コイツがアドミニストレータ。ただの嫉妬ってだけで、俺の女を何度も誘拐したクソ女。」
アドミニストレータ「本当に乱暴な紹介ね...私こそがアドミニストレータ、この世界の支配者よ。」
キャスター・アドミニストレータ、魔術に優れた国の支配者の一人。すべての魔術を使って敵を追い詰め、その国では唯一すべての武器を扱うことが許された者。唯一扱える者。
かつてその国を滅ぼさんとした敵に対抗するべく、彼女は民を犠牲にして無敵のゴーレムを作り上げた。おそらくはその魔術が宝具なのだろう。
アドミニストレータ「...鬼殺隊の剣士...ああ、あの娘ね?あの子が望むものは平穏よ。」
マシュ「平穏...ですか?」
アドミニストレータ「それを約束するって会話は絶対ダメ。約束は絶対ではない、私を解放してくれる人はいない。それを嘆くだけよ。」
紙屋「...確か、あの剣士は夫がいたよな。その夫はどうしたんだ?」
アドミニストレータ「...その夫が手段よ。彼女と炭治郎はね、一度目の世界で死んだ身なの。何もかも忘れた彼らを引き会わせる、それはどんな望みよりも素晴らしい出来事。二人が炭治郎を探し、二人が剣士と交渉する。これがこの世界で、カルデアの貴方たちがやるべきこと。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年9月4日 19時