これは、ルーラーとなったとあるマスターの話。 FGO×進撃の巨人×ジャックジャンヌ (ページ23)

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終局特異点の心臓部分となるのは、ソロモンの玉座。だが玉座へのルートは塞がれている。

そのルートを開くには、敵領域全体の破壊が必要となってくる。領域そのものが玉座の魔力となっており、それさえ破壊してしまえば決戦への道は開かれるという仕組みだ。

そして帰還方法だが...特異点が崩壊する最中、走ってカルデアまで戻る、という鬼畜クエストになった。

紙屋｢...カクト、別れの挨拶は必要か？｣

百無｢必要ありませんよ。帰ってきたら、一緒に私服でも買いに行きましょうね。｣

紙屋｢おう。その時は希佐も誘うか？｣

百無｢是非誘いましょう。僕たちは友達なんですから、ね。｣

思えばこれは、敗北から始まった戦いだった。

人類の誰もが気付かないまま、ソロモンに殺された。紀元前931年から計画された人理焼却、これを私たちは阻止しなければならない。

｢...リヴァイ！｣

リヴァイ｢...｣

｢...心臓を捧げよ、だね。｣

リヴァイ｢ああ。安心して行ってこい、マスター。最後の戦いぐらいは俺も参加してやるし、必ず別ルートからそっちに向かう。｣

マシュ｢帰ったら皆さんでパーティーを開きましょう。ドクター・ロマンも一緒ですからね。｣

ロマニ｢キミにそう言われる日が来るとは...もちろん。皆で美味しい料理を食べようね。｣

＿＿＿＿私たちの最後の戦いが、今、始まる。