A.D.2016 冠位時間神殿 ソロモン ページ21
希佐「白田先輩、紙屋君、百無君...!お帰りなさい!」
白田「...」
高科「ミッキー?お前らもどうし...」
百無「僕はこのまま、カルデアと共に戦います。」
高科「...」
紙屋「俺も白田先輩も、まだマスターとサーヴァントとしての役目がある。この仕事を引き受けた以上、最後までやり遂げたいんだ。」
白田「だから...ここに帰ってくるのは、また今度です。帰ってきたらちゃんと稽古しますよ。ついでにお土産も持ってきます。」
根地「おっ!上物を期待しておくよ〜♪」
白田「無駄に期待はしないでくださいよ。こっちはサーヴァントになったせいで、微妙に味覚とか狂ってるんですから。」
睦実「...必ず魔術王に勝てよ。美ツ騎、紙屋、百無。」
白田「はい!」
小鳥遊「...失敗作が何の用?」
「私はこれから、魔術王との決戦に向かう。その前にクズとの別れを済ませておこうと思ったの。」
小鳥遊「クズ...ですって?」
「貴女はずっとこの部屋にいればいい。私は最愛の人と共に、最後の戦いで勝利を掴み取ってみせるから。...その時でいい、私への評価を改めて。貴女に監 禁されていた弱い少女は、もうこの世の何処にもいないんだって。それじゃ、さようなら。」
小鳥遊「...とっくに改めているわよ。八つの特異点を乗り越えた一般人なんて、そう簡単にいるわけがないでしょ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年8月27日 2時