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｢...戦闘終了。オルガマリー所長、厄介事になる前に簡易的に説明します。私は一般応募で集まった三流以下のマスターでありながら、リヴァイ・アッカーマンという謎のサーヴァントと契約することで、その力を手に入れました。以上。｣
オルガマリー｢以上、じゃないわよ！もっと詳しく説明しなさい！｣
｢とは言われましても...これが現実です。爆発に巻き込まれた私とマシュちゃんに、サーヴァントが契約を持ち込んだ。私の場合、彼を慰めたんです。｣
マシュ｢慰めた...？｣
｢...泣いていた。私を見て...寂しそうにしていた。私と似た人を失っていたんだと思います。そんなわけで、私はマスターでありながらサーヴァントと融合された存在、デミ・サーヴァントになりました。主従関係もおそらく、自分の中で済まされてると思います。｣
マシュ｢それは...デミ・サーヴァントである先輩の死亡、それはマスターでもある先輩の死亡に繋がるんですか？｣
｢言ってしまえばそうだね。...マスターのほとんどはあの爆発に巻き込まれ、危機的状況にある。何とか生き残ったマスターは私と藤丸君だけ。そのうちの一人が死ねば、さらに状況は悪化する。｣
オルガマリー｢ええ...あなたの言う通りね。あなたはこの特異点から脱出した後に、すぐに保護するわ。異論はないわね？｣
｢皆さんとケーキが食べられるなら、それでも構いませんよ。...さて、ベースキャンプを作りたいところだけど...｣
藤丸｢ちょうどここがレイポイントみたいだよ。｣
｢ん、上出来。これでようやくサボり魔と通信できるね♪｣
オルガマリー｢は？サボり魔...？｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月27日 10時
