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マリー｢ふう、ここまで逃げれば大丈夫...｣
｢王妃〜！貴女に一生ついていきます！愛している！！！｣
リヴァイ｢...｣
サシャ｢A、兵長が嫉妬の眼差しを向けていますよ。馬鹿でもサーヴァントになれば、ある程度の知識は身に付くのでわかるんです。というわけで愛してるはこの人に。｣
｢愛してるよーっ！｣
リヴァイ｢チッ｣
サシャ｢抱くという心に変わりかけてるので離れてください。｣
＿＿＿＿情緒不安定？
藤丸｢(こわー...)｣
リヴァイ｢...自己紹介は必要か？｣
マリー｢ええ、そうね。私達の自己紹介はさっき終わったもの。｣
リヴァイ｢リヴァイ・アッカーマン、クラスはセイバーだ。マスターの中で眠るだけの英霊として見てもらえればいい。｣
『は、はぁ...表に出てきているよね？』
リヴァイ｢マスターが死ぬと判断したからだ。念のため七割の力のみをマスターに譲渡し、残り三割の力で眠っていたが...あの小 便以下の女の言葉に揺らいだことを確認し、この戦いに参上した。｣
サシャ｢さすが、娘もとい妻想いの兵長ですね！｣
...娘もとい、妻。
藤丸｢あの...娘であり妻って、どういう事ですか？｣
聞いちゃいけないとは思うけど...それでも聞かずにはいられない。
リヴァイ｢...俺のたった一人の親友には、変人と呼ばれる妻がいた。その親友と妻が死に、残った娘を守ると誓った。それだけだ。｣
｢えっ、何で妻なのかは｣
リヴァイ｢...｣
｢...｣
サシャ｢兵長と少しずつ惹かれ合ったんですよ。...この説明でも正しいですよね？リヴァイ兵長。｣
リヴァイ｢ああ...助かる。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月27日 10時
