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エレン｢！？消えた...！｣
リヴァイ｢悪いが一回で片付ける。
｢うっ...！｣
私の時より威力が、何もかもが桁違いだ。これが本当の彼の実力...リヴァイ・アッカーマンの真の力。
｢へっ...？う、浮いてる！？｣
リヴァイ｢奴らのところに戻るぞ。マリー・アントワネットもすぐそこにいる。｣
｢マリーって...あのマリー！？｣
...私より少し小さい。なのに力もある。
リヴァイ｢今度はお前を守る。｣
｢...！｣
エレン｢...クソッ...待て...！｣
マシュ｢マリー・アントワネット王妃...！｣
『挟み撃ちにならずにすんだけど...マリー・アントワネットだって！？』
マリー｢その名前があるかぎり、どんなに愚かだろうとわたしはわたしの役割を演じます。我が愛しの国を荒らす竜の魔女さん。無駄でしょうけど質問をしてあげる。貴女はこのわたしの前で、まだ狼藉を働くほど邪悪なのですか？｣
ジャンヌ・オルタ｢黙りなさい。貴女如きがこの戦いに関わる権利はありません。宮殿で蝶よ花よと愛でられ、何もわからぬままに首を断ち切られた王妃に、我々の憎しみが理解できると？｣
マリー｢そうね、わからないわ。だから余計に貴女を知りたいの。わからないことはわかるようにする、それがわたしの流儀です。｣
リヴァイ｢同感だ、王妃。俺の場合わかる前に切り刻むが。｣
サシャ｢兵長！｣
ジャンヌ・オルタ｢...ほう、あのアヴェンジャーを潜り抜けましたか。リヴァイ・アッカーマン、貴方はどうです？私の話を聞いただけで崩れ落ちるようなマスターに、希望があると思って？｣
リヴァイ｢どんなに闇へ落ちようと、そいつを引っ張りあげるのが父親の役目だ。如何なる時だろうと、俺はコイツのサーヴァントであり続ける。｣
ジャンヌ・オルタ｢へえ...いいでしょう、ならば貴方たちは私の敵です。サーヴァント、まずはあの鬱陶しいお姫様を。他はあの連中を始末なさい！娘も殺して構わないわ！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月27日 10時
