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｢...いつから...いつからこんな事を...｣
レフ｢A、ロマニ。君達は本当に賢い人間だ。君には独り言を聞かれたせいで、心を痛めながら乱暴にしてしまったよ。｣
｢それ...心を痛めていないクズのセリフでしょ。｣
レフ｢...さらばだ。ロマニ、マシュ、そして二人の適性者よ。こう見えても私には次の仕事があるのでね、君達の末路を愉しむのはここまでにしておこう。このまま時空の歪みに呑み込まれるがいい。｣
｢そうか、特異点の崩壊...！レイシフトの実行は！？｣
『ギリギリだ！そっちで祈ってくれ！』
ハンジ｢...最期になることを踏まえて、一つだけ伝えてもいいかな。｣
｢なに！？｣
ハンジ｢もし私もそちらに行けたなら、今度は君のサーヴァントとして戦わせてくれ。召喚は難しいだろうけど...奇跡を信じてほしい。｣
｢...奇跡？｣
ハンジ｢あんな絶望的な世界でも、君の笑顔は我々を救ってくれた。...私はキャスター、ハンジ・ゾエ。いつまでも君達の味方だ。｣
フォウ｢フォーウ！！！｣
｢...｣
ロマン｢目が覚めた！よかった...意識を取り戻したみたいだ！｣
フォウ｢フォウ、フォウ！｣
｢サボり魔...今のは夢？オルガマリー所長は...｣
ロマン｢...｣
｢...現実...か。｣
ロマン｢A、いいかい？これからボクらは所長に代わって人類を守る。それがボクらの使命であり、彼女への唯一の手向けだ。｣
｢それ、早く終わりそうかな...｣
ロマン｢人類が滅び去る原因...もとい特異点は八つある。そのうちの一つは、君に力を貸したサーヴァントの故郷だと判明した。しかもそれは人類史の滅びには全く関係していないと来た！｣
｢でも修復するよ。...このカルデアが、唯一この世界から消え去っていない最後の砦。今生き残っている私達にやれることは一つ、すべての特異点を修復すること！人類史の運命も全部背負う！｣
ロマン｢うん、藤丸君と同じことを言ってもらえて助かるよ。...未来を取り戻すため、共に戦おう！｣
｢...それで？リヴァイの情報は？｣
ロマン｢...調べ忘れてました。｣
｢へー...ちょっと時間あったよね？｣
ロマン｢...申し訳ありません...｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月27日 10時
