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｢...おっ、綺麗な洞窟。｣
キャスター｢ここら辺で休憩挟んどくか？大聖杯はもう目の前だぞ。｣
｢私はともかく、三人には必要だと思うよ。それに古来から日本ではこう言うでしょ？腹が減っては戦はできませんってさ。｣
マシュ｢ええ、その通りですね。｣
オルガマリー｢...｣
｢所長。カルデアから補給物資が届いたことですし、紅茶も一杯飲むとしましょうか。｣
オルガマリー｢そうね。さっさと準備しましょうか。｣
｢...ん、持ち方変になってた。｣
マシュ｢サーヴァントと融合した影響でしょうか？｣
｢かもねー...だとしたらこのサーヴァント、相当のキザだよ。いったいどんなイケメンなんだ...！？｣
マシュ｢...先輩、ちょっと失望しました。｣
｢酷い！！！｣
さすがにイケメンは言い過ぎた。...でも、すごい高貴な人なんだろうなって思う。
もしまた会えたなら、彼に何を聞こうか。何故私を選んだのか、私に何を想ったのか...どれから聞こう。
オルガマリー｢...三人とも、ここまでよくやってるわね。所長として認めてあげなくもないわ。｣
｢よっ、ツンデレ。｣
オルガマリー｢前言撤回、あなたは即刻カルデアから追い出す。｣
｢嘘でしょ！？親からは一人前になるまで帰ってくるなって言われてんのに...｣
...ミッション達成までもう少し。きっとあの場に、あの男も...
キャスター｢そこの三人とは違って、お嬢ちゃんは複雑みたいだな。何かあったらオレが守ってやるよ。｣
｢キャスターは何か無理、パス。｣
藤丸｢...お酒、付き合うよ？｣
キャスター｢マスターはまだガキだろ。っつーか、何でオレが告白したみたいになってんだ。勝手に可哀想な男にすんなよ。ほれ、行くぞ！｣
｢はーい。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月27日 10時
