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｢...敵を発見！｣
キャスター｢おっ、ちょうどいいな。｣
｢は？｣
キャスター｢二人は宝具が使えないんだろ？今からオレがそれを使えるようにしてやろうと思ってな。まー...アレだ。サーヴァントの本能ってやつがお前らを助けてくれるだろ。｣
｢クソ治療か！！！｣
...だけど、そのクソ思考でも見込みはあるはずだ。英霊の切り札はピンチの時に必ず役に立つ。それはゲームでも同じだ。
｢...！また何か、体の底から...｣
キャスター｢お前さんもちょうどいいタイミングだな。想いを込めてみろ、A。そうすれば道は切り開けるってな。｣
リヴァイ・アッカーマン...何故彼がAチームの誰かではなく、私を選んだのかはわからない。
でも、私だけでも彼の真意を知る権利はあるはずだ。彼の真意を知るまで、こんなところで立ち止まっている暇はない。
｢憎悪の歴史を打ち砕き、この世界に栄光があらんことを。そして、愛しい娘と安らかな生活を送ることを願おう。｣
藤丸｢詠唱...！｣
｢この一撃を受けろ！
キャスター｢...これは不味い。全員、嬢ちゃんの後ろに隠れな！｣
マシュ｢は、はいっ！｣
オルガマリー｢何が起きるのよ...！？｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月27日 10時
