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マシュ｢戦闘終了...お疲れ様です、マスター。先輩。｣
キャスター｢へぇ...先輩って呼ばれてんのか。｣
｢ひっ！？｣
キャスター｢おっ、何故だか胸に手が吸い込まれ｣
｢このクソッタレがぁ！！！｣
藤丸｢...うん、背負い投げされて当然だね。今のは。英雄相手にあんな事ができるのって、あの人ぐらいかなぁ...｣
背負い投げしたのにピンピンしてる。目的がどうであれ、今ので死んでくれたらよかったのに...
キャスター｢しかも胸ないし...チッ。｣
｢いつか大きくなる！！！胸が貧しくともいつかモテるし！？｣
オルガマリー｢ないわね。｣
マシュ｢未来永劫ありません。｣
｢はーい！私への人権はありませんかー！？｣
おまけに人権も無し。
...キャスター、彼は複数の特性を持つサーヴァント。キャスター以外にもランサーとしての特性があり、彼いわく｢冬木の聖杯戦争でキャスターはやってらんない｣...らしい。
キャスター｢やっぱり槍だな、槍。｣
キャスターとしての力も申し分ないと思うが...彼がそう言うからには、ランサーとしての彼の実力はもっと申し分ないのだろう。
キャスター｢さて...オレの目的は聖杯戦争の幕引き、アンタらはこの街の調査。となると探し物は大聖杯だな。｣
『大聖杯？』
キャスター｢この土地の心臓ってやつだ。特異点とやらがあるなら、そこ以外ありえない。汚染されたサーヴァントがいるから気を付けろよ。｣
｢その事だけど...この聖杯戦争はいつから変わったの？｣
キャスター｢...突然変わった。この街の人間が死滅し、真っ先に動いたのはセイバーだった。ほとんどのサーヴァントがやられて...気付けば奴らは汚染されていた。｣
｢...怖いね。よし、早速大聖杯を目指そうか。キャスター、案内を頼んでいい？｣
キャスター｢もちろんだ。マスター、アンタとはこの街限定の仮契約だ。上手く扱ってくれよな。｣
藤丸｢はい！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月27日 10時
