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プロローグ ページ1
気付けば真っ白な場所にいて、目の前には地球みたいな...丸いものが浮いていた。
レフ｢＿＿＿＿＿＿＿...｣
マシュ｢＿＿？｣
そこにいた二人の会話もあまり耳に入らなくて...意識だけでも覚醒させなくては、そう思って自分の頬を叩いた。
マシュ｢＿＿！？＿＿＿＿＿＿＿＿...！｣
女の子に驚かれた。...夢の中でも優しいなぁ。マシュちゃんは...
マシュ｢先輩！｣
｢...あれ、これって現実？現実だったりする...？｣
レフ｢そうだよ。突然君が眠りはじめて、マシュも驚いていたよ。｣
｢マシュ...マシュちゃん？｣
...一つ疑問に思った。私はここに来た記憶がないし、この二人に出会った記憶すらない。本当に私がここに存在しているのか、それさえもわからない。
自分の名前はハッキリとしていた。でも...ここに来た経緯は？そもそもこの場所は？
マシュ｢まさか...私の事を忘れているとか...｣
｢そうみたい...だね。私が覚えているのは自分の名前と君の名前ぐらい。えっと...どれぐらいのお付き合いだっけ？｣
マシュ｢およそ三日です。あなたはカルデアに招集された48人の適正者、47人目。予定より早い日時にここに来たあなたは、私との親交を深めることを目的として、毎日私と行動を共にしていました。おそらくはその過労が原因かと思われます。｣
｢人と仲良くなるのに過労ってあるの！？私って怖い...！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月27日 10時
