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サンタクロースはフライング。〔Vo.&Gt.〕 ページ2

『おかえりー!!』

「ぉわっ!た、ただいま、」

『お疲れ様ー!』

「ふふっ、ありがと。」

やっと、やっと帰ってきてくれた。
長い長いツアーから。
あの黒いふわふわさんが。

『ぎゅー!』

「はい、ぎゅーはあとでしてあげるから。」

『えー、』

このご時世だからしっかり手を洗って、私を抱きしめてくれた。

「久しぶりだねぇ…」

『ね、やっぱり大好き!』

「俺も。」

とは言っても、年末の予定は混み混み。


レディクレ二日連続。

カウントダウンライブ


年末も一緒に過ごせなくて、やっぱり寂しい。
その分、こっちからも早めの贈り物が。

『宏介!』

「なあに?」

『クリスマスプレゼント!』

「え…?」

ツアーの間買っていた、新しいギター、ピック、ストラップ。

『新しいアトリエさんだよ!』

「…すげえ!ありがと!」

『ストラップも!』

かわいいからし色と灰色のストラップ。
まさに宏介って色をしていて、買うつもりじゃなかったけど買ってしまった。

『それにピックも!』

「え、まじで太っ腹過ぎない?!」

淡い黄緑に、とあるロゴが書かれたもの。

「…さすがAって感じするわ、すっごいかわいいもん。」

『へへっ、』

「さっ!まずはギターの前にAを鳴かしますか!」

『へっ?!』

やばい、押し倒されちゃった。
いや、何となく予感はしていた。
プレゼントも今渡すか迷ってたけど。

「ほら、溶けるほど愛してあげるから。」

『ゃんっ、』

首筋をべろりと舐められる。
荒い息遣いが耳元で聞こえて、嫌でも身体が反応する。

「もう消えちゃってんね。」

『あぁっ!』

久しぶりのぴりっとくる痛み。

「下はどうなってんのかな?」

ばっとスカートをショーツと一緒に下げられて、ヌルヌルな下が丸見え。

「んふ、ヌルヌルじゃんか。」

『こ、すけ、やだ、』

「やだじゃないのー、」

ヌルヌルとした液を弄りながら見せつけてくる。

「もう一個、プレゼント貰っていい?」

いいよ、あげるよ。
その代わりに、溶けるほどに愛してね。




ーendー

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紗那_sana(プロフ) - るう@邦ロックとetcさん» これからもっと尊いの出す予定です。溜めて溜めて放出しようかしら…(^ω^) (2020年12月6日 16時) (レス) id: 00903003ac (このIDを非表示/違反報告)
るう@邦ロックとetc(プロフ) - うわあああああああ………尊い………最高………((( (2020年12月6日 8時) (レス) id: d47d9f7e3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗那_sana | 作成日時:2020年12月5日 18時

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