12話 ページ13
イライさん達から褒められた照れて逃げるように荘園へ向かって走った。
＊
荘園に着くと待ち伏せをしていたかのようにエミリーさん達が出てきてこれまた褒められまくって自分の部屋へ逃げた。
＊
『ふぅ。やっと落ち着ける場所に着いたよ。さっ。お風呂入ろうかな。あ、でも今人いるのかな？』
お風呂の準備をしてこっそり大浴場を覗いてみた。
ﾁﾗｯ
『(うん。誰もいない。今ならゆっくりと出来るね。)』
誰もいないのを確認すると私はすぐに自分の部屋に行きヨルと自分の着替え(前に部屋の点検をしてた時にクローゼットに掛かってたパジャマ)を持って大浴場に行った。
＊
大浴場に着いた。
来る途中でみんなの様子も確認した。ほとんど自分の部屋か図書室にいた。
ﾇｷﾞﾇｷﾞ
服を脱いでシャワーを浴びてお湯に浸かった。
『(気持ちいいなぁ。皆はいつもこんな暖かくて気持ちいいお風呂に入ってるのかな…羨ましいな。)』
そう思いながらお風呂に少しだけ浸かって上がった。
『よし、次はシャンプー。』
私の髪の毛は長いから洗うのにちょっと時間がかかる。
でも私の場合慣れているのか普通の人と同じぐらいの所要時間でちゃんと洗える。
その後、体を洗い「絶対に出るもんか‼」という顔をしたヨルを抱き抱えて脱衣所へ向かった。
ｶﾁｶﾁ
私が着替えているとお風呂大好きのヨルが地団駄を踏んでいた。
『明日もしていいから、もうやめて』
私がそう言うとすぐに辞めるがまだ少し怒ってる様子で私の顔を見てくれない。
『(はぁ。こうなったらどうやっても機嫌治んないんだよね。)』
少ししてまだ機嫌の治らないヨルを置いて自分の部屋に帰った。
ヨルは自分でドアを開けることができるから置いてきても大丈夫なのだ。
＊
自分の部屋に戻るとやる事も無く読書をしていた。
ﾊﾟﾗ
ﾊﾟﾗ
30秒に一回のペースでページをめくっていった。
そして最後のページまでめくってしまった。
『(…。寝るか。ヨルはまだ帰ってきてないようだから部屋の鍵は開けっ放しでいいよね？別にもう誰も入ってこないと思うし。)』
そして私は本を本棚に戻しベットに横たわった。
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夢色キャンディー - ありがとうございます!!只今行き詰まっているところですが頑張って更新しようと思います。 (2021年4月7日 20時) (
レス) id: 38f2a70d3b (このIDを非表示/違反報告)
翠 - この作品大好きです！これからも更新頑張ってください！！ (2021年3月8日 16時) (レス) id: 0a7523c0ed (このIDを非表示/違反報告)
夢色キャンディー - Ame;さん» ありがとうございます!亀さん更新になりますが、頑張ります！ (2021年1月31日 15時) (レス) id: 5834d3bff8 (このIDを非表示/違反報告)
Ame;(プロフ) - この作品大好きなので更新楽しみにしてます…！！無理しない程度に頑張ってください！！ (2021年1月18日 19時) (レス) id: 84e1e6cc26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢色キャンディー | 作成日時：2020年12月13日 7時
