7話 ページ7
Aside
A「山下先生ってお姉ちゃんと雅兄と同級生だったんだよね?」
山下「雅兄?」
順子「雅志!八雲雅志!覚えてる?私のいとこの」
山下「あぁ〜覚えてるよ。有名商社に入ったんだろ?」
順子「そう…!」
山下「エリートか…。八雲らしい順風満帆な人生だな。
どんな仕事してんだ?」
順子「んーなんだっけA?」
A「たしか、エネルギー事業部だったかな」
順子「そうそう!海外赴任から帰ってきたばかりでもう変なお土産ばっかり買ってくるんだよ!」
山下「あ、そういえばぁ、結婚式に来た高校の時のヤツも雅志のこと話してたなぁ」
順子「ふぅん、結婚式って誰の?」
山下「んー俺。」
順子「へぇっ、山下くんって結婚してたの?」
山下「あぁ24の時に、まぁ若気の至りつうかなんだ…その勢いで。」
順子「そっかぁ…A!そろそろ帰らないと門限すぎちゃうからね!」
結婚していると聞いたとたん焦るように
帰る支度を始めるお姉ちゃんは
私の腕を引っ張りファミレスを後にした…
ファミレスからの帰り道
A「急に帰るってどうしたの?」
順子「しれっと人様の旦那と飲んどったぁ〜!」
A「あれっ?私ファミレスに携帯忘れてきた!」
順子「えっ?取りに行く?」
A「ダッシュでとってくるからお姉ちゃん待ってて!」
そういって私はファミレスに向かった
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作者名:ゆめ | 作成日時:2019年2月25日 1時