乙女(漢娘)達の花園 ページ23
…………俺は数日前まで大怪我をして、とある所で療養中だった。
腹部が特にヤバくて全然動けなかった。
ヒント：賭け麻雀
節子…それヒントちゃう。答えや。
…今回は怪しいリラクゼーション屋の上の麻雀店で、学生が沢山いたから、麻雀教室かぁ。と思い、それなら安全な店でちょっと萎えるかも。と思った矢先、店の奥に案内された。
奥は手前と違いそれらしい雰囲気で、しぼんだ期待がまた膨らんだ時、隣で妙に怖いおっさんたち同士の小さな抗争が起こっていた。
…ここで辞めておけば良かったのだが、
その時の俺は酒を飲んでいてなぜかその抗争に首を突っ込み、そこの二人は闇金に手を出した、会社の取締役員やら…副社長やら…専務やら…。カタギでは無い人やら…。
いうなれば普通に生きれない人達、一般人が見てはいけない裏社会の一端だった。
そして、ひょんなことからどっちについたかは朧気だが、恐らくヤーさんの方の代打ちに任命され、
内心ﾋﾟｴｪっていう状態で打ってたら普通に負けたっていうね。はい。
そんで窓を突き破って逃げたら、運悪くヤーさん達の銃弾が羽やらお腹やらに命中して、血を流しつつも魔法で必死に瞬間移動したら、初めて悪魔の姿のまま気を失ってしまったという…。
目が覚めたら全く知らない天井が見えて、あれ？生きてた…地獄行きじゃなかった。そんな幸運を噛み締めていれたのもつかの間、
すぐに行き着いた場所がとんでもない所だと言うのに気づいた。
そこはやんごとねぇオネェ達の巣窟だったのだ。
｢シャウラー！！次それ運びなさいな！！｣
｢はひっ｣
｢そっちじゃなくて、そこよ！｣
｢ﾋﾞｪ｣
｢たくっ弱々しい腕ね！｣
｢まﾟ｣
仕草は可愛いのに声が野太いし、腕も俺の太もも並に太い。ラリアットされたら俺の首なら簡単にもげる。
逞しい乙女(漢女)だなぁ…。
撃たれてここに来た時より、ゲッソリしてるかもしれない…。
ここは中央繁華街のすぐ裏のゲイ・バーだった。
俺はバーの近くの森林で行き倒れていたらしく、そこでママ(♂)に命を拾われた。
ママ曰く、
｢あの時は驚いたわ〜。雪に道筋のように血液がついていて、それを追っていけば体に雪が積もったボロ雑巾みたいな貴方が倒れてるじゃない。しかも心臓に銃弾がめり込んでて。ほんとによく生きてたわね。｣
…らしい。
撃たれてから十数分は意識があったが、瞬間移動した場所があまりの寒暖差に気絶したらしく、そこから全く記憶が無い。
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ふねぬい(プロフ) - 虚さん» いや〜ん…告白されちゃった(照れ)次作は案練り中！コメントありがとうございます！ (2020年8月6日 0時) (
レス) id: 71289eb0fd (このIDを非表示/違反報告)
ふねぬい(プロフ) - アカバさん» 応援＆コメントありがとうございます！続きは模索中です！ (2020年8月6日 0時) (レス) id: 71289eb0fd (このIDを非表示/違反報告)
虚(プロフ) - 好きですっ！お気に入り失礼しますっ！更新気長に待ってますっ！ (2020年8月5日 23時) (レス) id: 7c0e52b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
アカバ - 初コメ失礼します！面白いです！応援しています。頑張って下さい！！ (2020年8月5日 18時) (レス) id: 25e6345673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふねぬい | 作成日時：2020年7月5日 23時
