瑠璃色の瞳とひとりの少年

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母「A、ホグワーツに着いたら手紙を送るのよ」



『うん！ ママ達も沢山手紙を書いて送ってね。

クリスマスにはきっと帰るから』



そう言って、Aはママとパパに抱きつく。




父「あぁ勿論だよ！沢山書いて送るって約束しよう」


『ありがとう、パパ』



父「それじゃ、遅れる前に乗り込まないとな」



母「またクリスマスの時にね！

愛してるわ、A！ 行ってらっしゃい」



『私もよ！行ってきます！』







〜ホグワーツ特急〜



何処か空いてるコンパートメントは無いかな〜



空いている席を探して列車の中を歩いていると、色んな人からジロジロ見られている気がする。




さっきから周りの目線が凄い気になる……


私、何か変なことしたっけ？





？「「 やぁお嬢さん！」」



？「初めて見る顔だね」



？「1年生かい？」





急に、コンパートメントから赤毛の男の子2人が飛び出してきた。





二人ともそっくり。双子かな？




『1年生のA･フローレスです。あなた達は？』



フレ「Aだね、覚えたよ！

俺はフレッド・ウィーズリー！ で、こっちが」



ジョ「ジョージ･ウィーズリーさ！俺たちは3年生だよ。双子なんだ」




フレ「空いてる席を探してるんだろ？」




『そうなの。

なかなか空いてる所が見つからなくて……』



ジョ「確かあっちの方は空いてたはずだ！行ってみるといいよ」



『分かったわ。教えてくれてありがとう！』



そうだ！お礼として、昨日作ったカップケーキを2人に渡そう。





『これ、お礼にどうぞ！

昨日、家でカップケーキを作ったの』



フレ「Aの手作り？美味しそうだ！ 」



ジョ「有難く貰うよ！」




ついでに、さっきから気になる視線のこと
フレッドとジョージに聞いてみようかな……

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