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オリ「どうぞ」
杖を手に取った瞬間、
周りの空気が変わってまるで自分の周りに風が吹いているみたいに感じる。
さっきのように、物が落ちたり飛び出すこともない。
オリ「こりゃ凄い！杖はこれで決まりだ」
『杖が決まるのってこんな感じなんですね！なんか、凄い不思議な気分』
母「私もよく分かるわ！その杖を大切にするのよ」
『うん！』
オリ「セイヨウトネリコの杖の持ち主は純粋な人が多い。きっとAさんもそうなんだろう。
この杖が貴方を選んだんですから」
『私、この杖を大切にします！ありがとうございました！』
お金を払ってオリバンダーの店を出ると、外にはパパが待っていた。
父「あぁA。杖は決まったかい？」
『うん！私、きっとこの杖を大切にする！』
父「それは良い事だ。じゃあ、ペットを選びに行こうか」
母「そうね！Aはどんなペットが良いの？」
『まだ決まってないんだよね〜 何が良いかな』
父「カエルはどうだ？カエルは」
『カエル!? カエルは1番に選択肢から外したんだけど』
父「そうか……」
母「じゃあ猫はどう？猫は可愛いわよ」
何故かパパはしつこくカエルを勧めてくるし
ママは猫を勧めてくる。
学生時代に自分が猫を飼ってたからかな？
3人でペットショップに向かっていると、急にAが足を止める。
『あっ！私、ペットはフクロウが良い！』
グレーのフクロウが一羽見え、私はイーロップのふくろう百貨店を指さす。
『見て！このフクロウ。すっごく綺麗！』
父「フクロウか！考えてもなかった」
母「このフクロウが良いの？奥には真っ白な子もいるみたいだけど……」
ママはこのフクロウより、白いフクロウが気になるらしい。
『確かに白いフクロウも可愛いけど、この子が気に入ったの！』
父「まぁいいんじゃないか？Aがこう言ってるんだから」
母「そうね。この子のペットだものね！」
父「じゃあ僕達はお金を払ってくるから、ここで待っていて」
パパ達と入れ替わりにお店の人がきて、私のペットとなるフクロウを出してくれた。
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とまと - 最近読み始めたんですが面白くて大好きです!!更新頑張って下さいね\(^∀^)/ (2019年9月22日 1時) (
レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - ソラソラさん» ソラソラさん、読んで下さってありがとうございます！初めて小説を書くので、そう言って貰えてスゴく嬉しいです。更新するのが遅くて申し訳ないです…… 頑張りますので、宜しくお願いします！！ (2018年12月10日 0時) (レス) id: aa13dd2619 (このIDを非表示/違反報告)
ソラソラ(プロフ) - 更新頑張ってください、！ドラコの小説好きなので嬉しいです！これからも楽しみにしてます、！ (2018年12月9日 16時) (レス) id: 82b25ccfa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬 | 作成日時：2018年10月1日 0時
