295話 ページ48
千空「あぁ、俺らが生まれる前に、闇営業してるかもしんねぇって、噂になったやつだろ」
『うん』
千空「けど、闇営業なんて無かったって･･･『あるよ』あ"？」
『あるよ。闇営業。あの孤児院の院長こそが、私の本当の父親だから』
千空「！？」
『私たちがいた世界の話をしよう。私たちがいた世界は、3700年前の、この世界よりもAI技術が進んで、AIが人間の代わりに仕事をすることが多かった。いや、８割がたAIが仕事をしていた。じゃぁ、８割がたの人間はどうなったと思う？』
質問か？
千空「働けなくなった」
『正解。でも、大家である既得権益者は住む場所を提供してるんだから、働いてなくても金は払えと言う。まぁ、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、働所がそもそも無いし、株なんてのも知識がなければできない。大抵の人間は、1人乃至、夫婦2人分が限界。でも、子供は欲しい。で、子供を作って産んでも、子供を養えるだけの蓄えが無い。だから、子供を捨てる他ない。そこに目をつけたのがあいつの父親だ。子供が欲しい。けど、産んで捨てたくない。そういう親にたいして、無償で子供を預かり、代わりに育てる孤児院を作った』
千空「それが、『夢の花孤児院』っつぅわけか」
『うん。父親の方は株とかお金の稼ぎ方が上手かったから、貧乏でも子供たちを養えるだけの蓄えがあった。あいつも、子供の頃からその様子を見ていたんだ。初めはなんの疑いも無く父親の言う通りに動いていたけど、ふとした時、親に捨てられた子供はどうなっているんだろうと思ったたらしい。ある時、預けられる子供が多すぎてお金が回らなくなってきた時があったんだ。そんな時、院長は思った。『親に捨てられた子供は若しかしたら、出生届を出されていないのでは無いのか？』って』
千空「あ"ぁ、つぅことは、そのガキを使って殺し屋して金を稼ごうってことかよ･･･！」
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千紘(プロフ) - 転生モノは苦手なのですが、作者様の作品はとても読みやすくて、続きが気になってしまいます！アニメ勢ですがネタバレ覚悟で読み進めてます（≧∇≦） (2022年3月16日 23時) (
レス) @page29 id: 18e5de0d0d (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ましゅふわさん» ありがとうございます！頑張ります (2021年3月9日 21時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ましゅふわ - やだ……この作品好き！！更新頑張って下さい！！ (2021年3月9日 14時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇黒嶺 x他1人 | 作成日時：2021年2月15日 22時
