278話 ページ31
千空「静岡の特産品と言や―――」
ゲン「ん？何急にお茶とか･･･？」
『違うよゲン』
千空「石油！」
ゲン「ジーマーで！？」
『本当だよ。確か、相良油田って言って採算の問題で掘るのを辞めてただけで、未だに湧いてるらしいよ』
千空「あぁ、世界最強レベルの質のいい石油が採れる超絶お宝スポットだ！」
ゲン「日本って資源ゴイスーよね何気に･･･量がアレなだけで･･･」
クロム「おぅ任せろ！新生クロム発掘隊によれ最強の探検トリオでその石油とかいう資源の王様バッチリゲットしてきてやるぜ･･･！」
クロム、コハク、羽京を見送ってから私はちょっとした引っ掛かりを覚えた
ハク「どうしたの？」
『いやぁ、ちょっとした引っ掛かりがね』
千空「引っ掛かり？」
『うん。私が渡したのは、3700年前と同じ地図なんだよ』
龍水「それがどうしたんだ？」
『いや、3700年だよ？全く同じなんて有り得ないでしょ』
ゲン「そういうものなの？」
『他の地域ならいざ知らず、静岡は日本最大の火山･･･富士山があるんだよ？』
龍水「まぁ、何にせよ石油さえ手に入れば俺の航海術で必ず貴様らを！地球の裏まで連れて行ってやろう！ただ、条件がある」
あ、サラッと話を変えられた･･･
結構、重要な話なんだけど･･･
龍水「全員の命を背負う命懸けの仕事だぜ？船長報酬として―――発見した油田の権利は俺が貰う！」
あぁあ･･･
ゲン「ど･･･ドイヒ〜あこぎすぎるでしょ！」
龍水「命の値段をケチるとは無粋だな！高いと思うなら他の奴に」
千空「あ"ー腕考えりゃテメーしかいねぇよ。ククク分かっててボッタくりやがる」
『それが、龍水だよ』
ゲン「アレでもそれじゃ、せっかく油田見つけても龍水ちゃんに全部取られちゃったら船に使う燃料は？」
龍水「何を言っている決まっているだろう！」
『まさか･･･』
龍水「貴様らは俺から石油を買うんだよ･･･！」
『あぁ、やっぱり･･･』
そこからはナマリが龍水の犠牲になって、科学王国は通貨を手に入れた
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千紘(プロフ) - 転生モノは苦手なのですが、作者様の作品はとても読みやすくて、続きが気になってしまいます！アニメ勢ですがネタバレ覚悟で読み進めてます（≧∇≦） (2022年3月16日 23時) (
レス) @page29 id: 18e5de0d0d (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ましゅふわさん» ありがとうございます！頑張ります (2021年3月9日 21時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ましゅふわ - やだ……この作品好き！！更新頑張って下さい！！ (2021年3月9日 14時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇黒嶺 x他1人 | 作成日時：2021年2月15日 22時
