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YGside
Aの居場所がわからず、連絡もつかないまま数日が過ぎた。
運良く現場が一緒になるということもない。
カフェで店主と話をしたあの夜。
もう関わらない方が彼女のためなんじゃないかとも思った。
そう悩んでいる俺に連絡をしてきたのは意外な人物だった。
YG「話ってなんですか。」
MG「ユリのことで…」
呼び出されたAの事務所。
目の前に座る彼女のマネージャーはひどく暗い顔をしている。
YG「ユリじゃない、Aのことですよね。」
間違えないでください、そう言って少し睨みながら話を聞く。
MG「最近…毎晩のようにどこかへ出掛けて行くの…」
YG「……」
MG「仕事中もずっと辛そうで、何があったか聞いても話してくれなくてそれで…」
YG「俺は、何も知らない。」
そうAのことを何も知らない、わかっていない。
彼女がどれほどの決意で今まで生きてきたのか。
―――――――――――――――――――――――
Aが隠すということは、何かしら考えての行動だろう。
もう関わらないでと言われた。
そうするべきかとも思った。
だけど放って置けない。
君だって、大切な人なんだから。
Aの新しい家で待つ。
物音がしたので振り返ると、彼女が静かに立っていた。
名前を呼び抱き寄せる。
どこへ行っていたのか聞いても答える様子はない。
俺の問いかけを無視してシャワーへ向かった彼女。
抱き寄せた時に鼻をかすめたのは、どこかで嗅いだことのあるような香り。
誰だかはわからないけれど、誰かと会っていたことはたしかだ。
そして、その相手の香りを身に纏った彼女。
最悪の考えが頭をよぎる。
まさか、Aに限ってそんな。
否定したいのに、どこか焦燥している自分が居た。
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土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» 作品を読んでくださり、感謝します。気分を害すなど、とんでもないです！少しでも楽しんで頂けたようでしたら、嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2020年12月3日 17時) (
レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - 土星さん» そうなんですね！…失礼しました…とても詩が心にくるものだったので、もしかしたら何かの詩を元にしたのかとかになりコメントさせていただきましたら。気分を害してしまっていたらすいません。とてもこの作品に感動しました。 (2020年12月3日 17時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» この詩は一応、自分で考えたものです。でもよく書かれるような内容なので、既存の何かしらと似てしまったのかもしれません。 (2020年12月3日 7時) (レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - この詩は何の詩ですか？なにか見た覚えもあるような気がして… (2020年12月3日 3時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：土星 | 作成日時：2020年10月21日 18時
