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『おかえり！』
TH「ジミナぁー、ホソクヒョン、おかえり」
JK「ヒョン！
なんで僕にはダンスのチケット
くれなかったんですか？！」
JN「2人とも！
メニューに考えてる弁当のおかず、
ちょっと食べてみて」
YG「ジンヒョン、俺らもう食えないです」
NJ「正直、食べ過ぎて、
どれが美味しくてどれが正解なのか
わからなくなってきました」
私達がいつも通り話してると、
ホソクオッパとジミンは、
心底ほっとした顔で私達を見た。
なんかあったの？
HS「俺はみんなが大好きだぁああっ！」
…え？
そう叫んだホソクオッパは、
ユンギオッパを抱きしめた。
JM「僕もみんなが大好きだぁああ！」
ジミンはテヒョンを抱きしめる。
YG「離れろ、食い過ぎて今吐きそうなんだ」
TH「ジミナ、汗臭い。早くシャワー入って」
JK「…昔のホソクヒョンに戻ったみたい」
隣にいるグクがそう小さく呟いた。
この様子を見ると、
2人の
長年のわだかまりは消えたんじゃないだろうか。
自分には出来ないダンスをするジミンを、
誇りに思ってるホソクオッパ
もうダンスができないホソクオッパに、
申し訳なさを感じていたジミン
全部は
相手を思い過ぎての誤解だったんだから。
HS「やぁ、ジミナ、一緒にお風呂入る？」
JM「あはっ笑笑 それは嫌です笑笑」
JN「もう、何でもいいから早く食べてよ、
メニュー早いとこ決めたいからさ」
YG「ジンヒョン、まじ、もう無理です」
JK「僕まだ食べます。ヒョンおかわり」
ホソクオッパが私の方に歩いてきて、
穏やかな表情で言う。
HS「ありがとう、背中押してくれて。
たぶん、俺だけじゃ解決できなかったよ」
ホソクオッパのこんなに穏やかな表情を
私は見たことがなかった。
前のオッパよりも
今のオッパの方が何倍も
魅力的だ。
『オッパ〜、
みんなが大好きって言ってたけど、
私のことも大好きぃ？』
HS「…っ！」
顔を真っ赤にしてオッパは逃げてしまった。
オッパが可愛いから
意地悪しちゃいたくなる癖を直したい笑
いや、オッパが可愛いのが悪いんだな。
とりあえず、
一件落着したみたい。
.
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作者名：やきにくさん
| 作成日時：2019年7月19日 23時
