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『これ、このドリンク、
原価率が高くて、
しかも人気がありますよね?
これをオススメのドリンクとして
アピールしたらどうですか?
あとはぁ、この広告の経費って何ですか?
今はみんなSNSで広告した方が
安いし早いし普及しやすいです。
特にこのお店はカフェで、
若い年代層が中心だから、
この広告費を減らして、
新しいメニューを増やしたらどうでしょうか?」
…しまった、
バイトし始めてまだ間もないというのに
いつもの癖が出てしまった。
必要以上のアドバイス。
店長は、うぅぅむ、と唸って
考えている。
ジミン、ごめん、
私、今日でクビかも。
店長「ほんとうにその通りだね」
『…へ?』
店長「今言ってくれたこと、全部やってみるよ!」
意気揚々と店長は言う。
…少しは役に立てたのかな、?
JM「おはよーございます」
私のシフトと入れ替わりで
出勤してきたジミン。
店長「あ、ジミン今日は帰っていいよ」
JM「え?笑笑」
店長「今から新メニューを考えるから!!」
JM「…」
『やったね!ジミン!』
JM「うぅん?
まぁダンスの練習できるからいっか。」
『ほんとジミンは練習ばっかだね!』
JM「そういえば来週空いてる?」
『へ?』
JM「僕のダンスコンサートがあるんだけど。
ソロでもやるから来て欲しくて」
『え!いく!』
JM「一応2枚あげるよ、だれか誘って来て」
『2枚も?いいの?』
JM「うん、
どうせ僕が来て欲しい人は来てくれないから」
『それ言うと、私のことは仕方なく誘ってるみたいじゃん!笑笑』
JM「あはは笑笑 ごめん笑 でも今回はいつも以上に頑張るって決めてるんだ。絶対来てね?」
『うん!』
そういうと
ジミンは急いで専門学校へ向かった。
んー?ジミンが来て欲しいって思ってた人ってだれだったんだろう?
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2019年7月19日 23時