検索窓
今日:5 hit、昨日:34 hit、合計:1,089,684 hit

7.JK ページ7

こんなに長い間、
女の子を見つめたのは、
俺の人生を振り返っても、
一度もないと思う。

『っわ!もう無理っ!』

JK「やった!俺の勝ち!!!」

『うわー、すごい涙出るぅ、
はい、約束通り、お菓子あげます』

俺が好きな日本のコンビニのお菓子。

瞬きを我慢した涙がお互い流れて、
お互いの顔を見て指を指して笑った。

お菓子を開けて、
Aちゃんの方に差し出した。

『いいの?』

黙って頷くと、
嬉しそうにAちゃんは
お菓子の袋に手を入れた

『グクって呼び捨てにしたら怒る?』

何てことないように俺に聞くから、
俺の方が戸惑ってしまう。

JK「俺は別にいいけど、、、」

『じゃあグクも呼び捨てにして?私のこと』

JK「…………………A、?」

『うん、笑笑』

満足そうに微笑んでお菓子を頬張る。

JK「馴れ馴れしい奴、」

『なんか言った?笑』

でも、嫌じゃないんだ。
むしろ、

JK「……初めてかも、
こんなふうに女の子と話したの」

『ふーん?どんな感じ?』

JK「…変な感じ、」

『なにそれ、笑』

呆れて笑うAが、
他の誰でもない俺の妹であることに、
心から良かったって、


思ってることは、
まだ、言わないことにしよう。




.

8.→←6.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (801 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2004人がお気に入り
設定タグ:BTS , オールペン , おもしろい   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やきにくさん | 作成日時:2019年7月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。