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6. ページ6

JK「ここがバスルームで、…って誰だよ、
ここに化粧水置いたの」

今は一番人見知りするグクオッパに
お部屋の案内をしてもらってます。

当然私の目を見ないで、
スタスタ歩いて、
早く1人になりたいって、
背中が言ってるのがわかるくらい笑


JK「で、ここが、A、ちゃんの部屋」

『わぁ〜』

JK「右隣が俺の部屋、
左がテヒョンイヒョンとジミンヒョンが
2人で使ってる部屋だから。…じゃ」

『あっ、ちょっとまって!』

JK「?」

『瞬きしないゲームしよっ』

JK「…………………は?」






明らかに不機嫌なグクさん笑笑
でもさ、一番年近いし、仲良くなりたいじゃん?

『しーーよーーーーーぅよっ!』

JK「勝っても負けても何もないじゃん」

『勝ったらコレあげる』





私がスーツケースからガサゴソ出したのは、
こないだ日本に旅行しに行った時に
買ったお菓子の数々。






固まるオッパ

効果アリ?






JK「いいけど、俺強いよ?」

ベットの上で、
私と同じように座ってくれたオッパ。






距離を置こうとする人の気持ちは、
わたしにはわからない。
小学生の時から
ほっとけない人には話しかけたし
楽しそうな人が集まったら
その輪の中に自分から飛び込んだ。

そして、
グクオッパみたいな人は、
どんどん馴れ馴れしく話しかけて、
気を使うのもバカバカしくなるくらいに
気づいたらあっという間に
距離がなくなってる、
そのくらいまで、話しかければいいんだ。
それで嫌われたらそれまで。
だけど、私は、
オッパ達のことをもっと知りたいし、
私のことももっと知ってほしい。



だから、





.







.







.


JK・A「『せーのっ!』」

………ほらね、見つめてる時間が長いほど、
グクオッパの表情はどんどん穏やかになっていく。




.

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:やきにくさん | 作成日時:2019年7月9日 0時

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