【wrwrd】失くした【gr】【学パロ】

Nine ページ10

『…よろしく。Aって呼んで』

zm「おう。俺もゾムでええわ」

ut「鬱様でもええんやで？」

『よろしく大先生』

スルーしてやれば「ﾁｭﾒﾀｲ」と返ってきた
…悪寒がする

zm「自己紹介はもうええやろ。ほな昼飯食おうや！」

その発言に顔を歪めたゾム以外の三人
何か引っかかるものはあるものの
それが私にはわからなかった

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

一体どこから出したのだろう
ドラ○えもんの四次元ポケットでもあるのか
と問いたくなるほどだ
気が付けばゾムの目の前に
大量のホットドッグが積まれていた

ut「ゾムさーん……あの〜こちらお一人でお召し上がりですかねぇ？」

zm「ちゃうちゃう！お前ら昼飯少ないやん？それじゃ腹減って死んでまうと思ってん、おすそ分けやで」

語尾にハートが付きそうな言い方のゾム
私も自分のお弁当があるんだが…
そんなことを思いながらも
手渡された大きなホットドッグは
無情にも５個という
乙女の体に何て酷な事を…という数

kn「尖っててええで……せやけど最近多いで！」

rbr「お、おいゾム！お前Aにはやめろや…！」

zm「ならロボロが食えばええやん？」

rbr「え……いや、あの…」

『食べるから大丈夫』

すると目を見開いて固まった面々
さっさとお弁当を食べきり
ホットドッグに手を伸ばす
……実はそこそこ食べれる為
頑張れば食べ切れる筈

ホットドッグを頬張り
黙々と食べていく

ut「あ……なんかちょっとエ ロ…」

聞こえているぞ大先生
勝手にそんな目で見ないで欲しい
これだから男は

気が付けば残り一個
そしてギョッとした顔の一同

kn「…新たな大食漢の登場やな」

zm「女にしてはよう食うたなぁ」

rbr「おいゾム、追加すな」

ut「僕のも食べてほしいわ…」

横目で大先生を見れば
明らかに他の人より多い数があった
個人的恨みでもあるのかと思うほど

だからと言って食べてあげるほど
お人好しじゃない

『ﾌｩ……ご馳走様』

zm「ええ食べっぷりやったなぁ！今日はもうあらへんし…また明日でええか？」

『遠慮する』

即答だった
なんなら若干被せ気味に言った
これが毎日は流石に太る可能性もある

zm「そう遠慮せんくてええんやって！」

rbr「やめたって！」

……後にこれが食害という名が
付けられていたことを知った
確かにある意味食害だ

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