Eight ページ9
rbr「……アイツが笑ったんはAのせいやったんか！A！それほんまやんな！？」
『本当だけども…』
rbr「そうか…そうかぁ…！」
何故か嬉しそうにするロボロ
目をキラキラさせ
こちらに羨望の眼差しを送る
『…どうかした？』
rbr「グルッペンはな？なかなか笑わんのや！俺らが笑かせば笑ってくれるんやけど、絶対その後悲しい顔すんねん！でも、でもさっきはな？笑った後に悲しい顔せんかったんや！」
若干、興奮気味のロボロは
だんだん前のめりになってくる
まぁまぁ、と手で諌めれば
少しは落ち着いてくれた
『…それは、凄いこと？』
rbr「俺らからしたら凄い…！」
時間や！と言ってロボロが前に向き直る
まだうずうずしているロボロを他所に
先生が教室に入ってきて
今日も学校が始まった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
特に友人が増えた訳でもないので
授業中の話は飛ばすことにする
昼休みだった
全く人と話さない私は
クラスの女の子達との仲は皆無だった
そのため、ロボロが昼に誘ってくれたのだ
勿論コネシマも一緒である
人が滅多に来ないからと言われ
屋上へと向かった
道中、彼方此方から視線が向けられるが
気にしないタチなのでスルーしておく
後から怖い？そこは物理的に……
屋上へと続く階段を上り
その先の少し重い扉を開けば
春の暖かい風が舞い込んで来る
微かな甘い香りもした
それに気を取られていたからか
先約に気付くのが遅れた
「…お？ロボロとシッマと……誰？」
rbr「あ…あんたらここで食ってたん？」
「え…バリタイプやわ、誰その美少女」
そこに居たのは
制服の中にパーカーを着て
フードをかぶっている男と
藍色の髪をした眼鏡の男がいた
…確か今朝見た気がする
kn「同じクラスのAやで。今朝言ったやろ？」
zm「ふぅん…俺ゾムな？よろしゅう。同じ学年やで」
私に手を差し伸べ、握手を求められた
私も手を伸ばし握手しようとしたところ
ゾムと私の手の間にスルリと
もうの一つ手が入った
そして私の手を握る
ut「どうも初めまして見目麗しいお嬢さん。僕は鬱と申します。気軽に鬱先生か大先生とでも呼んでください。どうです？今晩あたり僕のヴェルサイユ宮殿でディナーでも…」
kn「高校生が何言っとんじゃアホ」
コネシマの綺麗なツッコミとチョップが入り
鬱先生の手が離れた
何というか…第一印象は悪いと思うぞ？
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斬(プロフ) - しおりんさん» 続編に行きますのでそこで書かせてもらいまっす！ (2020年3月5日 19時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！リクエスト…！大歓迎です！良いですね…書かせていただきます！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - リクエストってOKですか???OKだったら泣いてるところを、見られた的なものを書いてほしいです。 (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - Twitter見たゼ!!!ｷﾗｰﾝ(*^-^) (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 誰かと一緒にドイツ……いいですねぇ…私もチャンピョン帰りの車で一瞬で読みましたよ！ほんと、もう、tn可愛かった！ (2020年1月28日 6時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年10月15日 3時
