Eleven ページ12
もうすぐで授業開始の時間のため
廊下に生徒はほとんど居なかった
私の腕を離して振り返ったロボロは
少し怒った顔をしていた
rbr「具合悪いんならちゃんと言わなあかんやろ？」
『…ごめん』
そう言えば、ロボロは少し困った顔になった
そして困惑の目をこちらに向け
顔をしたに向けて口を開いた
rbr「……なんかもう分からんけど…会ったばっかな筈やのに、めっちゃ心配になるんや。しかも…俺、女の子にあんま耐性ないんやけど……Aならこうやって話せるんや…」
「なんでやと思う…？」
教えてくれ、と懇願するようなロボロ
そうは言われてもには分からない
…分からないが
何故か本当は知ってるんじゃないか？
と自分のことを疑った
ジッとロボロを見つめながら考えていると
再び頭が痛む
先程よりも強い痛みに
思わずしゃがみこんでしまった
rbr「！…A、今から保健室行こか！」
ロボロの言葉に頷こうとした時
不意に体を抱えられた
目の前にはロボロの顔がある
お姫様抱っことはこの事だろう
この時の私は意識が朦朧とし
そんなことなど気にもせずにいた
思っていたこととすれば
「懐かしい」ということだろうか
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ふわふわとした意識の中
誰かの声が聞こえた
でも、誰の声か分からなくて
なんと言っているかも分からなくて
意識はどんどん落ちていった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
目が覚めると
周りは白いカーテンで囲まれており
私はベッドの上にいた
保健室だろうか
『……さっきの声は』
ふと呟いたその言葉の後
シャッという音と共に開いたカーテン
そして白衣を着た一人の男が立っていた
彼の顔を見ると
目を見開き、瞬きもせずにこちらを見ていた
『…あの』
ps「あぁ…ごめんなぁ？俺はここの養護教諭なんよ。しんぺい神っていうんや。ペ神って呼んでな？」
『…先生なんですか』
ps「せやで〜。君はAちゃんよな？」
『えぇ…』
ふんわりとした雰囲気の彼は
ニコニコと人のいい笑顔を浮かべていた
ps「頭痛は大丈夫？ロボロが君をここまで運んだんやけど」
『大丈夫です…今は何時ですか？』
ps「あぁ〜もう放課後やで？」
『え…？』
時計を見れば、確かに放課後であり
しかも時計の針は６時半だった
確か昼休みから寝ていたから…
4、5時間寝ていたらしい
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斬(プロフ) - しおりんさん» 続編に行きますのでそこで書かせてもらいまっす！ (2020年3月5日 19時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！リクエスト…！大歓迎です！良いですね…書かせていただきます！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - リクエストってOKですか???OKだったら泣いてるところを、見られた的なものを書いてほしいです。 (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - Twitter見たゼ!!!ｷﾗｰﾝ(*^-^) (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 誰かと一緒にドイツ……いいですねぇ…私もチャンピョン帰りの車で一瞬で読みましたよ！ほんと、もう、tn可愛かった！ (2020年1月28日 6時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年10月15日 3時
