ThirtySix ページ39
ut「まず〜クラスTシャツとかはもう予算決まっとるけど……」
『巫山戯ているだろう……オーバーしているクラスが幾つかあるぞ』
ut「毎年恒例や……まぁクラスの生徒からそこは集金するけど、クラス費用にも限りあるからなぁ。教師には言っとるんやけど、相手は高校生やから」
一年間のクラス費用は決まっている
その中でクラスTシャツへの費用も決まっている
一応、生徒会で少し面倒は見るものの…
結局予算オーバーするクラスが幾つが出る
全く、金は有限だというのに
ut「カラーコーンなんやけど、この前にサッカー部で大量に壊してもうた奴がおってな…」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
kn「ぶぇっっくしゅ！！」
mb「コネシマ大丈夫か？」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『カラーコーン……まぁサッカー部の予算から少し引かせてもらえばいいだろう』
ut「いざとなったら、や○ろあ○きさんやな」
『その方は業者ではない……』
と、時々大先生のお巫山戯が入りつつも
予算の調整はスムーズに進んだ
大先生も働こうとするなら
きちんと出来る人なのだ
こうして
予算の調整
２時間も要らなかったな…
ここからが問題だった
……予算の比率を出すことだ
教師に提出するのに
そんなことをするのだが
本当に教師がやれとしか思えない
大先生の顔は相変わらず絶望的である
そして私達はそれを五日も掛けたのだった
…主に放課後しかいない私と
大先生の計算力が著しく落ちたりするのが原因
二年で理系クラスの大先生には
もう少しばかり頑張って欲しかった…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『お疲れ様』
ようやく終わった仕事
私は手伝いだったために
大先生の方が苦労していた
ある日トントンが
「鬱が珍しくおるんはAのお陰かもなぁ」
と言っていた
……女好きだからでもあるんだろうか
今、小会議室にいる
私は机に突っ伏している大先生に
自販機で買った缶カフェオレを差し出した
ut「ん……お疲れ様」
それを飲む大先生。黙っていれば悪くない顔だ
……好みには遠く及ばないが
ut「なぁ、Aから見て俺ってどうなん？」
唐突に聞かれた
ふざけているのかと思ったが
こちらを見る目は真剣である
『最初……生徒会が似合わないと思った。けど……案外やれば出来るとわかった。これから先もサボりが無ければもっと好印象かもな』
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斬(プロフ) - しおりんさん» 続編に行きますのでそこで書かせてもらいまっす！ (2020年3月5日 19時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！リクエスト…！大歓迎です！良いですね…書かせていただきます！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - リクエストってOKですか???OKだったら泣いてるところを、見られた的なものを書いてほしいです。 (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - Twitter見たゼ!!!ｷﾗｰﾝ(*^-^) (2020年3月5日 19時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 誰かと一緒にドイツ……いいですねぇ…私もチャンピョン帰りの車で一瞬で読みましたよ！ほんと、もう、tn可愛かった！ (2020年1月28日 6時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年10月15日 3時
