私は今日……

prologue! ページ2

Aside

カモスタポ！(こんにちは！)

私はA。

私は生まれた時からずっとこの孤児院で育ってきたの。

多分だけどね……！←

この孤児院に住んでいる子達は、ほぼが超能力を持っている。

その中に私も入ってるんだ。

でも、超能力を使えても不便な事ばかり。

まだ特別な訓練みたいなのを受けていないから、自由にそれを操る事が出来ないんだ。

だから、他の子達が自分のもっている超能力を使おうとすると、いつも壁が壊れたりする。

そして、それを直すのは大人、たまに私も手伝ってるけど…。

でもね、今日はラッキーな事が起こったんだよ。
孤児院に住んでいる大半の子達が自分のもっている能力を自由に操る事ができたんだ！

石を操る子や、水を操る子、炎や鎖、風、電気など
様々な自然の物を自分の思うがままに操れていた。

そして、私もそう。

私の能力は、過去と未来を見ることのできる能力。

早速それを自分の部屋で使ってみたら……とても残酷な風景が目の前に広がった。

見たくもなかった風景……それは、何年も長続きした幸せが無くなっていた風景……。

すぐさま私は、能力の使用をやめた。

このまま見続ければ、夢にでも出てきそうだったから。














………私はこれを見なかったことにした。














これをこのまま、みんなに秘密にしておいた方が良いのかな……………。

孤児院での日常。→←夢主設定！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す