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「 なんですか - ? 」
左馬刻 と 銃兎 サン に手招きされたので 、近くに寄ると 、2人は私の両肩に手を置いて 、
左 「 今日は帰れねぇな ... 。仕方ねぇから今日はここに泊まらせてやる 。明日は土曜だろ? 」
銃 「 そうだな 、仕方ねぇ 、今からお前の家に荷物取りに行くぞ 。 」
「 え 、いいよ 、ご飯食べたら家帰るよ 。左馬刻の事務所に寝泊まりするなんて怖すぎるよ 。 」
左 「 あぁ"!? 自宅よりかは安全だろ - が! それにな ... 、理鶯 の料理は ... 、なんと言えばいいか分からねぇが ... 。 」
銃 「 そうだな ... 、とりあえず 、或る意味危険なんだよ ... 、A には刺激的すぎるんだよ 。 」
2人はうんうんと頷き 、1度私に家に帰るように勧めてきた 。
あまりに勧めてくるので 、私も No とは言えず 、結局 銃兎 サン の車で自宅に荷物を取りに戻ることにした 。
車庫から車を出し海岸沿いを走って 、赤 レンガ倉庫の近くまで来ると 、路上で ラップバトル を繰り広げる若い男達が大騒ぎしていた 。
「 注意しなくていいの 、お巡りさん 。 」
銃 「 業務時間外だしな 。第一 、面倒くせぇ 。餓鬼のお遊び ラップに本物で対抗するなんざ大人げないだろ? 」
「 要するにかっこつけてんのね 。 」
銃 「 海に沈めんぞ 。 」
そんな他愛ない会話をしていると 、車は ヨコハマ の中でも高級住宅地として知られる マンション が立ち並ぶ地域を走っていた 。
銃 「 いつ来ても 、こんなとこにお前が住んでるなんて誰も思わねぇよな 。ったく 、公務員生活がもうすぐ2桁だってのに 、こんな高級 マンション も住めねぇんだもんなぁ ... 、くそ 。 」
「 そんな愚痴女子高生の前でしないでくださいよ - 。なんか不幸せが移りそう 。 」
銃 「 お前ほんとにしょっぴいて ブタ 箱にぶち込んでやりてぇなぁ ... 。 」
話してるうちに 、住宅地の中でもそこまで目立たない7階建ての マンション の前で車が停まった 。
銃 「 よし 、荷物くらいなら1人で持って来れるよな 。 」
「 はい 。ちゃんと待ってて下さいね - ? 」
銃 「 あまりにも遅かったら置いてくかもなァ 。 」
降りると同時に煙草を吸い始めた 銃兎 サン に 「 行ってきま - す 」 と一言残し 、オートロック を解除して玄関をくぐった 。
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Loco - お、最推しみっけ!&☆連打しました! これからも頑張ってください! (2021年7月20日 19時) (レス) id: 2cf4de4ba9 (このIDを非表示/違反報告)
萩 - 続き楽しみです! (2020年4月19日 5時) (レス) id: 28ee4bfc20 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - カコさん» ですよね 、ほんとに分かります ... 、分かりみがしんどい ... 。応援ありがとうございます! 頑張ります! (2018年12月13日 20時) (レス) id: d916adae0f (このIDを非表示/違反報告)
カコ - 理鶯ってヒプマイキャラの中で一番善良、というか天使だと思う・・・。応援してますので頑張ってください! (2018年12月13日 16時) (レス) id: 7a3bf8ffac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪 | 作成日時:2018年12月10日 15時