Crazy M

seventeen ページ18

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理 ｢ 中央区に男が無断で入った場合 、どのような処罰が下るんだ？ ｣


私たちの話を興味深そうに聞いていた 理鶯 ｻﾝ が口を開いた 。
銃兎 ｻﾝ が深刻な顔で口を開く 。


銃 ｢ 1度目だったら 、その方が住んでる区長が呼ばれ話し合いだけで済みますが ... 、2度目になると私にもどうなるか ... 。 ｣


銃兎 ｻﾝ がそこまで言うと 、男3人で少し肩を震わせながら此方を見てきた 。
合歓 ちゃんと顔を見合わせ 、う - ん 、と考えてみる 。


合 ｢ あ 、でもこの間 、無花果様 が変な ﾋﾞﾗ 配ってたよね 。ほら 、学校で配られたやつ 。 ｣

｢ そんなのあったっけ ... 、無花果様 の配る手紙って長ったらしくて読む気なくなっちゃうんだよね 。 ｣

珠 ｢ わかる 。 ｣


銃兎 ｻﾝ が わなわな 、震えているのは置いておいて 。


｢ まぁ 、でも大した事はされないと思いますよ 。処刑だって 、今年入って2人くらいだし 。 ｣

合 ｢ ね 〜 、平和だよ ！ ｣

銃 ｢ 2人！？ それで平和って ... 。 ｣

左 ｢ 女ってのは怖ｪもんだなｧ 。 ｣


煙草をふかしながら けらけら 、と笑う 左馬刻 を見て 、理鶯 ｻﾝ も少し頬を緩ませる 。


合 ｢ ﾊｰﾌ の ｲｹﾒﾝ が微笑んだ ... 、昇天 ... 。 ｣

｢ 左馬刻 に怒られるよ 。 ｣

珠 ｢ お兄ちゃん そんなに怖くないからだいじょ - ぶい 。 ｣(ﾋﾟｰｽ

｢ 眩しい ... 。 ｣


合歓 ちゃんは 理鶯 ｻﾝ を見ながら手を合わせ 、私は 合歓 ちゃんを見ながら手を合わせる不思議な光景を 、銃兎 ｻﾝ は少し引いた顔で見ていた 。


｢ そっか 、買い物も行けないんじゃ困ったねぇ 。私が一緒に行こうか 。 ｣

合 ｢ ほんと！？ や - ん 、A ちゃんすき 〜！ ｣

左 ｢ あ"！？ くっそ 、俺も行く！！ ｣


額に青筋を浮かべ私を きっ 、と睨みながら立ち上がる 左馬刻 。
それを見ながら 、やれやれと首を振り 、


銃 ｢ 左馬刻 が行くなら私も行きましょう 。何しでかすか分からねぇからなこの ﾎﾞﾝｸﾗ は 。 ｣

左 ｢ うるっせｪ 、合歓 の前で喧嘩はしねｪよ 。ついてくんな 、うさ ﾎﾟﾘ 。 ｣

銃 ｢ しょっぴいたろか ｺﾞﾗｧ！！ ｣

左 ｢ 上等だ 、やってやんよ ｺﾗｧ！！ ｣


まぁた始まったよ 、という顔で 合歓 ちゃんと顔を見合わせ 、先に玄関に行こうとすると 、


理 ｢ では 、小官は留守番しておこう 。その間に昼飯でも作っておこう 。 ｣


左馬刻 と 銃兎 ｻﾝ は顔を見合わせた 。


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