1 16-3 ページ49
ローズハート先輩は寮生達に
ティーカップを持ちながら口を開いた
リドル「クロッケー大会の前にまずは乾杯を。
ティーカップは行き渡っているね?
では、誰の誕生日でもない
なんでもない日を祝して! 乾杯!」
「「「「「 カンパーイ! 」」」」」
ローズハート先輩の「乾杯」という掛け声に
ハーツラビュル寮達は大きな声で賑わい始めた
ケイト「エースちゃん、今がチャンスじゃない?」
ダイヤモンド先輩の言葉を聞いてエースは
落ち着かせながら「よし……。」と呟きながら
「あの〜、寮長。」とエースはローズハート先輩に
そぉっと近づいて、笑みを作りながら恐る恐る話し掛けた
リドル「キミは……ああ、タルト泥棒の1年生か。」
エース「えーっと………
タルトを食べちゃったことを謝りたいと思って。
新しくタルトを焼いてきたんですけど。」
エースの姿を見たローズハート先輩は
腕を組みエースをじっと見つめながら聞く
リドル「ふぅん?一応聞くけど、何のタルトを?」
エース「よくぞ聞いてくれました!
旬の栗をたっぷり使ったマロンタルトです!」
クローバー先輩と皆で一緒に作ったから
味は保証できるし喜んでくれるはず____
_____と、思ったその時_____
リドル「マロンタルトだって!?信じられない!」
エース「えぇっ?」
貴女「っ?」
喜ぶどころか、ローズハート先輩は表情は逆に
「あり得ない!」とでも言いたそうな表情で驚愕し
その後、訳がわからない様子のエースを睨み付けて言う
リドル「ハートの女王の法律・第562条。
『「なんでもない日」パーティに
マロンタルトを持ち込むべからず。』」
リドル「これは重大な
何てことをしてくれたんだい!?
完璧な『なんでもない日』が台無しじゃないか!」
さっきまで賑やかだった『なんでもない日』のパーティが
ローズハート先輩の怒鳴り声が響いた瞬間に
周りにいた寮生達がざわつき動揺し始めた
デュース「だ、第562条!?」
貴女「全部……“頭”に入ってるってことっ?
第562条って、全部で何条あるんですかッ」
リドル「全810条。ボクは全て頭に入っているよ。
寮長なんだから当然だろう。」
ローズハート先輩は「当たり前だ、常識だろう」
と、言わんばかりの表情を浮かばせて言っていた
1092人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
cherrycat(プロフ) - イヴさん» イヴ様それはマジですかっ!!?Σ(Д゚;/)/腕立て伏せ100回なんてやったら腕が筋肉痛どころの騒ぎじゃ無くなってしまうッ……腕立て伏せ100回なんてスゴいです、お疲れ様でした(。*・д・。)ノ (2020年9月18日 20時) (レス) id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 腕立て伏せ100回がちでやらされたことある私... (2020年9月1日 14時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - ryeさん» 誤字のご報告、ありがとうございましたニャ!!(* ´ ▽ ` *) (2020年6月7日 7時) (レス) id: 2b83034533 (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 19-5のホールのケーキのホールがホームになってますよ (2020年6月7日 5時) (レス) id: c4d062fbde (このIDを非表示/違反報告)
cherrycat - ひなたさん» 更新を待っていてくれてとても嬉しいですぅううぁありがとうございますぅうう!!ひなた様にもっと面白く楽しく読んでいただくためにもこれからも頑張っていこうと思いますニャ!!!どうぞこの小説をよろしくお願い申し上げますニャッ!!!(*´∀`*)ノ (2020年5月13日 22時) (レス) id: 9855098a9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:cherrycat | 作成日時:2020年4月26日 12時