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初任務1 ページ12

【A】
船に乗った次の日、
私はローズに船の一室に呼ばれていた。
R「A、
今から海賊になるためのテストをするよ」
私は驚いた。
「テストって…何を?」
R「アンタがどれだけ仕事ができるか
チェックするだけさ。
ホラ、この服を着な。
外にソーが居るから、
後はアイツに聞きな。」
彼女は行ってしまった。
渡された服を見ると、面積が少ない。
背中はパックリあいていて、肩紐もない。
首の後ろでリボンを結ぶようになっている。
(私に他に行ける所はない。
頑張って皆の役に立たないと)
私がその服に着替えて外に出ると、
ホラウソーが待っていた。
H「似合ってるな!」
「それで…何したら良いの?」
H「俺と同じ様な仕事さ。
だから俺が呼ばれたって訳さ。」
「じゃあ…スパイに入るの?」
彼はは首を振った。
H「いや、少し違う。
お前は色仕掛けさ。」
「え?あの…ファビアンみたいな?」
私がそう言うと、彼は大きく笑った。
H「ハハッアイツそんな事も教えてたのか!
まぁアイツは少し自主的っぽいけどな。
お前は貴族の出だから、
いずれそっちの屋敷にも行くことになるな。
そのための今日のテストだ。
今から町に出て二人ほど男を誘惑してこい。
それと、
ソイツらから一つずつ何か盗んで来い。
分かったか?」
私は少し不安になった。
「私なんかに出来るかな?」
彼は私の中の背中を押した。
H「まあ頑張るんだな。」
私が船を降りようとすると、
ファビアンが町から戻ってきた。
F「A、どうしたんだその格好」
「今ね、テストなの。
ホラウソーが今から町に出て
二人誘惑してこいって」
ホラウソーの方を振り向くと、
彼はもういなかった。
ファビアンは不機嫌そうに私を見下ろした。
F「ふ〜ん。露出多いね。」
「色仕掛けだからね」
彼は小さなナイフを渡してきた。
F「何かあったら使って。
俺を呼べよ。じゃあ、頑張れ〜」
そして彼は船の中へ入っていった。

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さくらんぼ - ぺいさん» ごめんなさい!!教えて頂きありがとうございます。私がノートに書いてる物をそのまま写してしまいました!今後も何かあれば教えてください! (2018年8月20日 23時) (レス) id: 4ef84b1040 (このIDを非表示/違反報告)
ぺい - はじめまして!ぺいと申します。いつも楽しく読ませて頂いてます ええっと、たまに更新された小説で名前がフローリアスになり変換されないところがあるのですが…突然すみません。そこの修正をお願いしても大丈夫ですか? (2018年8月20日 18時) (レス) id: a1b6dee609 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ - コーメさん» ありがとうございます!今少し課題が忙しくて遅れてしまうかもしれませんが、頑張ります! (2018年8月14日 8時) (レス) id: 4ef84b1040 (このIDを非表示/違反報告)
コーメ(プロフ) - こんにちは!コーメです!話が私得で凄く好きですっ!更新頑張ってください♪ (2018年8月12日 22時) (レス) id: ad6d5008de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月18日 22時

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