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内心ひっそりと ページ8






「嬉しい!私、彼氏もいなかったから男の子と正直どう接すればいいか分かんなかったんだ……!」


マ、彼氏いないってのは本当だしねー。
レズビアンたる私は内心ぺろりと舌を出し、眼前、頰を染めて目を回している蜂楽を愉快な気持ちで見つめた。

……え?いや、マァ彼女なら何十人も経験してますが何か??(笑)


──そう、私がこんな清純系の乙女を演じているのには、マリアナ海溝よりも深い理由がある。

まあ端的に一文で表すと、『アンリちゃんに変な虫が付かないように、私が彼らを夢中にさせておく』というものだ。

初心な純情を弄んでしまう男子諸君には悪いが、マァこちとらアンリちゃんが1番大事なので。

とりあえずアンリちゃんに惚れるような輩がいなければ問題ナシである。


あ、ついでに、あのクソ自己中野郎には嫌がらせを食らわせてやった。
勿論、アンリちゃんの上司なため、そこそこ嫌ながら機嫌を損ねない程度の小さなイタズラである。

そしたらアイツ何故かニヤニヤしてた。
気持ち悪いと私が身を震わせたのも束の間、アイツ多分私の行動をちょっとした照れ隠しだと見てると悟り、割と本気で鳥肌が立った。

こわ………絵心甚八こわ………!!


その後、ヤツの部屋に呼ばれるときはアンリちゃんを連れて行った。ごめんアンリちゃん、でも私の色んな危機かもだから……

だけど、これからは“青の監獄”にいる選手達を連れて行けばいいよね。


──私は小さくため息を吐き、アンリちゃんの胸元にぎゅぅっと埋まった。


「どうしたの?Aちゃん」

「ん?……んーん、なんでも無いよぉ、アンリちゃん♡」


あ゛ー、やっぱりあんなむさ苦しい男共じゃなくて、女の子が最高だわ。
ふわふわと柔らかな心地で私を包み込む巨乳に身を委ね、私はふぁ、とあくびをした。


「んふふ、今日はアンリちゃんを私の枕に任命します………」

「私は仕事があるんだけど?……まあ、嫌とは言ってないけど……」

「おやすみ、アンリちゃん……」


あっ、こらー!とぷんすこ怒るアンリちゃんの声をBGMに、私は微睡みの中へと落ちていくのだった。


………あっ、そういえば幼少期に仲良かった凛と冴?だったっけ、確かやつらもサッカーをしてた気が………グゥ。




糸師凛の記憶→←高嶺の花



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まったり団子 - ウッウッ・・・最高だ・・・特に糸師兄弟が揃いも揃って盛大に勘違いしてるのが・・・これからも読ませてください!お願いします! (2月24日 20時) (レス) id: f793216af5 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 結葉さん» ありがとうございますーー!🥹これからも応援してくれたら嬉しいです (12月13日 22時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - あいらさん» 返信遅れて申し訳ないです😭冴はもうすぐ出てきたますので、是非お待ち下さい! (12月13日 22時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - 更新待ってます”!!!!!!!! (10月12日 10時) (レス) @page31 id: 119a923417 (このIDを非表示/違反報告)
あいら - このお話が大好きです!早くカイザーやネス、冴に会ってメロメロにしてほしいです! (10月12日 5時) (レス) @page32 id: 2148135a94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずき | 作成日時:2023年1月29日 21時

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