会社にリストラされたらギャンブラーと元海軍に助けられた

あの場所へ ページ5

？｢とりあえず、ここからだとあの場所が近いな…｣

何やらブツブツ呟いているよ…
ていうか声ハスキーで聴いてて心地いい感じがするのはどうしてだろう…

？｢よし！おいネーチャン！｣

｢は、はい？｣

？｢とりあえず今日は帰れないんだろ？だったらいい場所教えてやる！大丈夫なんもしねぇからさ！とりあえず俺に着いてこいよ！｣

｢え、えぇ…｣

と言っても今結構暗いし…最悪護身術使えばいいか。

私は疑いながらもその緑のコートの後ろをついて行くことにした。

もうこの先どうにでもなれっ←









…にしても随分と歩くなぁ…飲食店やホテルバリバリ通り過ぎてるし

｢あの…どこに向かってるのこれ…見た感じ随分シブヤから離れていってるんですが｣

？｢まあヨコハマだしなぁ｣

は!!?ヨコハマ!!?シブヤより危険じゃないそれ!!?

ヨコハマって言ったら、やばい人達がわんさかいるイメージなんですけど…

？｢そう身構えなくたって良いっての！今向かってるのはそんな人多いとこじゃねーし、あの人のことだから、きっとタダで飯も食わしてくれるって！｣

いや全然怪しいんですけど…

？｢それに！ヨコハマでは有名なラップチーム、MAD TRIGGER CREWの1人なんだぜ？｣

え？MAD TRIGGER CREW？

なんかすごい場所連れてかれてない私←

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