鏡の間にて ページ3
棺桶の中でにやけていると、不意に視界が明るくなった。
(ついにNRCに着いたんだ！)
ついさっきまで閉じ込められてた棺桶も一応NRCだけど、一緒にしてやるもんか。
(寮分けボクの番だ。あの方…マレウス•ドラコニア様は、確かリリアが言うにはディアソムニア寮だったはず。マレウス様、待っていて下さいねっ！)
ディアソムニア、ディアソムニアと呟きながら鏡の前に立つ。
「汝の名を告げよ。」
鏡がいきなり仰々しく喋りだした。
どうやって喋ってるのか謎。
(名前かぁ。)
『ボクはA。趣味は機械弄り、好きな食べ物はビターチョコ、好きな人は、マッもがもが』
いきなり喋れなくなる。
折角いい所だったのに。
「余計な事を喋るんじゃない。入学式が台無しだよ。」
赤髪の先輩に怒られた。
いや、ちょっっと待って。
『かっ可愛い〜！！』
思わず呟いてしまう。
いや、だって顔が良さ過ぎる。
「ハァ？何訳の分からない事を言っているんだい！？首を刎ねてしまうよ！！」
赤髪の先輩は、顔を真っ赤にして怒っている。
緑髪の先輩がそれを宥めてくれているが、何しろ二人共顔が素晴らしい。
破壊力がもの凄い。
(よし、あの先輩達の事赤髪先輩と緑髪先輩って呼ぼう。)
と、赤髪先輩が怒鳴る中ボクは意味不明な決意をしたのだった。
＊＊＊
夢主ちゃんがなぜリリアさんの事を知っているのかは、後々明かしていきます。
テスト勉強ヤダ〜
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茨の國のぼっち(プロフ) - もちたさん» わあっ！ありがとうございます！そう言ってくれると私も凄く嬉しいし、書くのが楽しくなります！これからも、のんびり更新がんばります！ (2021年1月13日 6時) (
レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
もちた - 凄く面白くて読むのが楽しいです！！！更新頑張ってください！！！ (2021年1月12日 19時) (レス) id: eac30fd62c (このIDを非表示/違反報告)
ねっこ - 茨の國のぼっちさん» やったあああ！楽しみにしてます！！ (2020年10月15日 17時) (レス) id: fe5ea8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
茨の國のぼっち - ねっこさん» うっそぉ！？こんな拙い文章を読んで頂いて、しかも好きだなんて！テスト終わったんで更新頑張ります！ (2020年10月14日 20時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
ねっこ - えっ！？この作品好きすぎてやばいです！！性格も私そっくりだし......(あ)もう更新めっっちゃ頑張ってくださいいいぃぃぃぃ！！！！ (2020年10月9日 16時) (レス) id: fe5ea8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茨の國のぼっち | 作成日時：2020年10月3日 1時
