【銀魂】鬼の悲劇はくり返される

鬼が十六匹 ページ19

A side


私はそれからずっと高杉さんに会いに行きました。

高杉さんに…というか人間に会えるのが嬉しいんですよ。


高杉さんは私の知らない事をたくさん教えてくれます。


A｢高杉さんっ！すーぱーってなんですか？｣

高杉｢………｣


だからあまりに不自然すぎることを質問したら不審がられます。



高杉｢お前………いや、いい。
行ったことねーのか？｣


呆れたように話を続けました。

少し安心しながら肯定したら、
なんと、なんと！！


高杉｢はぁ……………連れてってやろーか？｣


連れてってくれるそうです！！！！

大きなため息をつきながら！！
いかにも｢めんどくせー｣って感じで！！


A｢ホントですかいいんですか迷惑じゃありませんか！！？？｣

高杉｢うるせェ。迷惑だと思うなら連れてかねェ。｣

A｢えぇ！！それは……なんと答えればよいのか…｣


でも嬉しいです！

どんな所なんでしょう…！！


A｢い、いつ連れてってくれるんですか！？｣

高杉｢いつでも。｣

A｢じゃ、じゃあ！明日……明日でいいですか！？｣

高杉｢あぁ。｣

A｢あ、でも学校…｣

高杉｢休みだ。｣


決まり！！！

すっごい楽しみです！！


A｢ありがとうございます高杉さん！！｣




今日もとても嬉しくなったので、
日が沈む前に帰ったら銀時に、

｢お前Aじゃねェな…！
本物のAはこんな早く帰ってこねェ！！
お前は誰だ！！｣

って騒がれました。


失礼な。

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