43話 白鷺の翼をもぐために ページ7
白鷺のキックオフで試合が始まる。
「咲良！」
「浅葱！」
「萌ちゃん！」
「「！」」
開始早々、雷門の目は見開かれる。
ドリブルでの突破を避け、ほとんどパスのみで攻め込んできた白鷺。
神童はすぐに振り返り、ディフェンス陣に指示を出す。
「パスコースを塞げ！」
すぐにマンツーマンディフェンスに切り替え、パスを封印した。
「天馬！」
「はい！」
そして、攻め込んできた選手に向かって天馬が駆ける。
ボールを奪うため、「スパイラルドロー」を繰り出そうと構えた。
途端、彼女はニヤリと微笑んだ。
「え？」
ヒールリフト。高難度な足技で、天馬の前からボールが消える。
しかも、頭上を超えるだけであるはずのボールは天高くまで打ち上がり、そこを舞っていた凛の足元へと辿り着いた。
「真
「くっ。フェンス・オブ・ガイア!!!!」
「！」
予想していなかったタイミングでのシュートだったが、三国はガッチリとキャッチしてみせる。
ストッと着地した蓬莱は、「へえ、やるじゃないか」と笑みを浮かべた。
「行け！ 反撃だ！！」
三国から、ボールは神童へ。
「みんな、特訓通り行くぞ！」
「「おう！」」
『……何をしてくるつもりかな？』
特訓、という言葉を聞いたAの目が、ベンチへ向けられる。
鬼道と円堂は真剣な表情でフィールドを見守っていた。
神童から、高めのパスが繰り出される。
この距離なら余裕で届く。
だが、そこでは既に西園が待っていた。
「！」
「天馬！」
「よしっ！」
目を見開く月居の頭上を越えるようにして、天馬へとパスが繋がる。
Aは「なるほど」と呟いた。
『高さを封じる、って訳だ』
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夙夜夢寐 -日中想い焦がれること- 【鬼道有人】
イナオリの鬼道くんオチ夢小説です。
お暇でしたらぜひぜひ……！
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杳覇(プロフ) - パティあすさん» パティあす様ーー！！あけましておめでとうございます！！あああ嬉しいです(T ^ T) 本年もどうぞ、天空の巫女をよろしくお願いします！！ パティあす様も、今年一年、良い年になりますようにっ。 (2021年1月1日 16時) (
レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
パティあす(プロフ) - 新年明けましておめでとうございます！いつも更新楽しみにしております！今年も頑張ってください！杳覇さんにとって良い一年になりますように。 (2021年1月1日 15時) (レス) id: eca4eceaa9 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - ぴのさん» びのおおおありがとうーー！！あ、それねえ……ちょっとしっかり考えてます(笑) がんばるね！ありがとう！！ (2020年11月9日 6時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 続編おめでとぉぉ！やっぱり円堂は東雲ちゃんに勝てないのね(笑)今世間諸々忙しいと思うけど、更新楽しみにしてます！ (2020年11月9日 0時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 星熊さん» ドルーー！！ありがとーー！！頑張りますっ！！ (2020年11月8日 20時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杳覇 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec4/
作成日時：2020年11月8日 18時
